「5分で読める 掌編」を含む小説

　日本には、いろんな雨が降る。 　その雨の名前は、テレビの天気予報などで誰かが言っているのを耳にしている。けれど、「実際にはどんな雨があるの？」って聞かれても、正確な名前を僕は…

「郵便です」 　無愛想な表情をした郵便配達の男が、今日もやってくる。 　私はいつも通り、一通の小さな手紙を受け取る。 　いつも通り、差出人は書いていない。 　５分で…

ネタ帳の隅っこで短編にも長編にも料理できない、でも捨てがたい珠玉の一品を小鉢にしてみました。 5分で読めて、面白い掌編。 ちょっとした暇つぶしに如何ですか？ 諸星モヨヨの入門編に…

文化祭でミスって罰ゲームを甘んじて受けた俺と、お礼だと言ってアイスクリームを差し出す彼女。 　◇　　◇　　◇ ５分で読める？　掌編ラブコメです。隙間時間に楽しんでいただけると…

5分で読めるホラー掌編です。

公募ガイド　小説でもどうぞ　掌編コンテスト、佳作入選作品 https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/oubo/douzo/douzo07.h…

５分程度で読めるショートショートメインに集めています。

ん十年前に、「大学の卒業式にまで親が出席するように！」と騒いだことがあったようで、このネタはその延長といえば延長です。案外今なら感覚的にはこれが当たり前？

その昔、ある施設の朝のアルバイトでの経験を元に、立場を裏返して書きました。

アイドル事務所『ドリーミン』に所属する京子と春乃は、年に一回のデビューをかけたユニット対抗ライブを来週に控えている。熱心にダンスを取り組む京子に対し、春乃は不満気な態度を見せてい…

キモヲタだから、という理由だけで無下に扱われる会社員の森崎。彼は今日もそんなストレス地獄をくぐり抜け「みゆたん」の待つオアシスへと足を運ぶのだった。

『紅炎の間宮』という異名で世界から恐れられる最強家系『間宮』。 その長男であるハルトは才能に恵まれず弱者と罵られる日々。 さらに彼の首を絞めるのは天童鬼才の弟カイトの存在で―― …

フルダイブ型ＭＭＯＲＰＧ『ワイルド・オブ・グレイス』。 それは果てしないオープンワールドの世界で、100体のボスモンスターを討伐するバトルアクションゲーム。 そのプレイヤーである…

喜んだり笑ったり怒ったり泣いたり。そんな感情の起伏に疲れ切ってしまった女子高校生――朝日日奈は、ある日現役高校生俳優の小巻怜と文化祭の演劇、その主演を務めることに……

「くろ」はいつもお絵描きの際には、沢山使ってもらっている。みんな、自分が今日はどんな絵に使ってもらったかを話し合う中、いつも尖った頭をしている、使われない「ももいろ」がいた……。

文珠四郎コモレビは恋がしたかった。 つまりはただそれだけの掌編小説だった。 ５分で読み終わりますが、中身は何にもありません（笑） すっごいあっと言う間に読めるので、読んでくださ…

彼はいつも彼女の相談を受けていた。 それを眺めるのは、いつもホットカフェオレを注がれるティーカップ。 5分で読める掌編シリーズ。お気軽にどうぞ

毎朝、配信されるお花のアプリにその日の花の画像が添えられて癒されています。 それをお題に小さな物語を紡いでいこうと思います。 (不定期更新予定) 短編小説・詩・童話など思いつ…

5分で読めるホラー。第２弾は少しグロめ、閲覧注意……。 トイレのドアを見上げると誰かが覗いてた。 見られた部長は見られたその事実より、一体どこから見られたのかが気になって仕方な…