「霊峰」を含む小説

　勇者パーティーの一員として、世界を旅していた召喚師の少年キルト。ある日、彼は理不尽な理由でパーティーを追放されてしまう。 　その際、キルトが持つ召喚装置『サモンギア』を奪われそ…

タイトル通り、富士山を眺めて思いついた小説です。富士山、いつの時代にも、私達を見守っていてくれる霊峰ですね。いつまでもこの美しさが繋がってくれるといいな。そんな思いを込めて書きま…

使役獣のいない未熟者テイマー・リュウセイは、所属するパーティー『アルディフォン』の調和を乱したことで、追放になった。 自暴自棄になったリュウセイが向かったのは、Sランクダンジョ…

　弓の技を追求するユノベ(弓部)家一党の次期統領アタルは、とうとう15歳になって成人した。 　成人に際しての「成人の儀」で、先代統領である親父どのの仇を討つべく、親父どのの宿敵、…

２０世紀末、世界各地の有名な観光スポットがダンジョン化するようになった。 　日本でも富士山、白山、立山などの霊峰、京都・朱雀門跡や姫路城などの歴史的建造物などが次々とダンジョン化…

著：エドワード・ハイベリー 『謎は嘘より産まれ 　真実は錯覚にて創られ 　やがて歴史は、霧深き神話となる』 ――詩人ノヴァリス｜ザリヴ本島大衆酒場『ローレライ』にて ✢　✢…

　ずっとこの霊峰で、アーシャと一緒に生きていくんだと思ってた。流れ着く彼の者らを祓いながら。だけどお上は指令を下した。山を下り、王都へ、『学院』へ向かえって。こちとらしがない公僕…

休みの日に見たテレビ番組に触発されて、荷造りをして旅に出た。 番組は富士山を特集していて、その美しさに目を奪われたからだった。 富士宮での参拝の折、1人の女性がただ目に留まっ…

霊峰白山を望む、蕎麦の花が咲き乱れる高原。しがない小説家の佐藤はその風景に憧れ、東京を捨て、岐阜の高山に移り住んでいた。ある日、一つ小説を書き上げた佐藤は、心に余裕が出来たのだろ…

『宙域生命体群』と命名された地球外生命体が襲来して20年。 地球人類はその人口を二割にまで減少させ、なおも彼らの攻勢に対し瀬戸際の防衛戦を強いられていた。いくつもの国がその国土ご…

普通という道を外れた青年は、生きる道を失っていた。まずは今迄自らを育ててくれた都会での生活を見つめ直し、大学時代強く惹かれていた自然を求め、旅に出ることを決意する。 ――第一章…

　百年の長きに渡って吹き荒れた戦乱の世も『天帝』のもたらした魔法の鎧『魔装甲鎧』によって終結し、ようやく平和の兆しが見え始めた大陸西部のオウレンザルカ王国。 　今この地を二人の…

　ヒマラヤの霊峰に見下ろされる村で暮らす少女、リンツェン。彼女の前に、不思議な雰囲気を身に纏った旅人が現れる。 　太陽に最も近い場所を目指す旅人とリンツェンの、彼ら以外は知ること…

◆あらすじ ニートだった大神直人（おおがみ・なおと）は、ＶＲＭＭＯゲームの世界に没入していた。 だが、山へ行き、意識を失う。 すると、女神の代わりにニャートリーという猫鶏（ねこに…

「今日も、私の抜け殻は、正しく仕事をこなしている」 双子の巫女に支えられた国があった。 死刑執行と安楽死を担う《浄めの巫女》と、 生贄として霊峰に身を捧げる《鎮めの巫女》。 「…

霊峰イスベルクの麓の町、トラッキルス。多種多様な種族が暮らすその町に、一軒の魔道具屋がある。あれば便利、なくても困らない魔道具を売るその店だが、とある合言葉を知るならば、そこは「…

王に仕える騎士団。そのトップにまでなり上がった男、セイドは自分が仕えた国から追放された。理由は単純。セイドの強さに対する部下たちからの嫉妬、はっきり言って目障りだったらしい。 …

伝説の鳥・読者を探して霊峰に登る話です。ＫＡＣコン「私と読者と仲間たち」参加作です。