「片想い 短編」を含む小説

山原美葉はクリスマスイブの夜、買い物帰りにたまたま通ったイルミネーションの前で、小学校の同級生で初恋相手の皆城勝基と再会する。 叶わないと思っていた初恋が動き出した―――。 …

　1990年9月。高校一年生だった香苗は、幼馴染の砂山誠から告白されて付き合うこととなった。その関係は高校三年まで続き、大学進学後も一緒に居ようと約束していた。しかしそんな矢先、…

中学生の片想いをテーマにした、短めの短編です。 10分くらいでさらりと読めます！ 恋に悩むシニカル少年くんに感情移入いただけたら、作者としてこれ以上の喜びはありません。

「私とポッキーゲームをしてほしいの！」 半年ぶりに俺の部屋にやってきた幼なじみの口からトンデモ発言が飛び出した。 しかし彼女が持ってきたのは、なぜかポッキーではなくからあげだった…

　片想いしか経験したことがない女子高生、壱善薫子（いちぜん かおるこ）。 　高校入学をきっかけに恋に落ちるが、相手は先生。 　高校生活最後の年は彼と接近するイベントが何度も起こり…

Twitterでアップしていた140字の短編集・恋愛系。キュンとするものから、悲恋やハラハラする三角関係なども含みます。主人公は男女関係なくバラバラ。 ※公開するにあたり、一部…

終電間際の金曜夜。メビウスの輪のような歩道橋で、あいつは不思議な質問をしてきた――

　僕はある人物に久しぶりに再会した。僕は舞い上がり、嬉しい気分になった。彼女の名前は｜田上愛《たがみあい》。三十五歳だと思う。僕より二つ下だということは覚えているから僕は三十七歳…

後藤は金森に告白をされ、それが後藤は悲しかった。断ることも、受け入れることもできず、ただ悲しかったのだ。（赤信号と警告音） 他、赤に纏わる短編集です。 ※小説家になろうにも…

「は、はじめまして。 今日から、このゲームの配信していきます "ナギ"ですっ。よろしくお願いします」 『…………』 「って、まだ誰も見てへんけど。 うーん……やっぱ配…

「……今日からお世話になります。神崎です」 「はじめまして。 研修担当の高宮です。よろしくね」 「イキナリですけど。 この資料て、誰が作ったんですか？」 「私だよ…

誰かを愛することに、善悪など存在しているのだろうか。

告白なんてとても無理なヒロインが、ちゃんと告白せずに告白するお話（短編）です。

秋なので(晩秋ですが……)何となくテーマを読書にしたら、本好きの女の子が出てきました。いつも片想いの始まりの物語を書いてる気がする……。完全に作者の癖かもしれない、と反省する今日…

寂しくて、会いたくて、会いたくない人がいる。 その夜、突然、彼女の部屋に密かに思いを寄せる青年が現れた。 真夜中の魔物は、その力を使って会いたい人に会わせてくれるという。絵本…

　わたしには好きな人がいます。 　隣の席にいたときは話せていたのに、席替えをしてからはあまりはなせなくて。もどかしい片想いの間、わたしは何度も連絡が来ていないかとスマホを見てしま…

先輩は恋をしている。 相手は高校入試の説明会で会ったという美人の先輩。 陸上部の後輩の私は、なぜか先輩から恋愛相談を受けている。 何度目かもわからない作戦会議。 それをデートだと…

人間の少女が、戦争と悪魔の少年に追い詰められて捕らわれて逃げられない、地獄のようなお話。

　逢沢巡は最近、隣の席の榎本穂音とよく目が合った。それだけではなく、話しかけると嬉しそうな表情を見せたり、何よりも、榎本さんは「消しゴムに好きな人の名前を書く」という恋のおまじな…