140字短編集・恋愛系
藤崎 柚葉
愛おしい人の笑顔と門出
僕の記憶の中で笑う君はいつだって綺麗だった。
「私も家族になるのかあ。これからよろしくね」
目の前にいる君は相変わらず綺麗な顔で僕に優しく笑いかける。
ああ、君は変わってしまったね。
「よろしく。
これから君の笑顔は兄の特別になる。
君の門出は僕にとって永遠の別れだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます