「最後の瞬間」を含む小説

カクヨムコン参加作品 これは未来のお話。 視線に質量が存在することが科学的に証明され、そこから発達した新生代の文房具は思念で文字を描写するという革新的な手法だった。 これに…

激しく燃え上がる炎が二人を包んでいる 血と煤が互いの惨状と激しさがわかる 視線が交差し最後の瞬間が訪れた 胸に刺さった剣と口から溢れてた夥しい血が 勝敗の結果を表して…

三月の終わりに、ポチは天国へと旅立った。冷たい夜風の中、どうして僕らを置いて、出ていってしまうのか。包んでいた毛布には、まだ体温が残っている。 「ありがとうな、ありがとうな。」 …

同棲期間が4年の疎遠気味の恋人同士。 ある件がきっかけでほんの少しだけ距離が元に戻ります。

小さい頃から孤児院で一緒に育った。 晴れの日も 雨の日も 曇りの日も 雪の日も 嵐の日もずっと一緒だった。 マイペースで人の言う都合の悪いことには耳を貸さない 自由な君。 …

神緒 修（しゅう）はどこにでもいる普通の男子高校生。 　しかし彼は小さいころからおかしな夢……自分が別の人間として過ごす夢を見ることが多かった。 〝自分〟は勇者と名乗り、仲間と…

親友であるAから裏切りをうけたと考える〝私〟は、Aを祟るために呪いをかける。 それは49日間、Aの家に仕掛けた藁人形が見つからなければ、彼の一番大切なものが死に至るという呪詛だっ…

生涯無敗のまま老衰をむかえたルカ・ジカルド。その最後の瞬間に現れた運命の神は、言う。 「貴様の魂、預からせてもらう」 死んだはずのジカルドの肉体は神の宮殿で死後の裁判を受け、神の…

ボクこと鶴舞龍太は理不尽な人生に絶望しビルの屋上に立っていた。 最後の瞬間が訪れようとした時、目の前にあったのは見たこともない一軒の料理店。 何でも「思い出の味」に触れることが出…

猫は、自分の死期を悟ると、突然姿を消すと言います。 それは、猫が「死」を認知している唯一の動物だからとも。 愛猫と過ごす、最後の時間、「エンジェルタイム」 今宵、上映されるは、慈…

十二月三十一日・大晦日。一年が終わる日の、その最後の瞬間。 青年はその時を、いつも心待ちにしている。 ※過去に発行した短編集からのWeb再録です。

とあるアマチュア小説の世界観が素晴らしくて学生時代に書いたファンアートとしての短文がひょっこり出てきたので、ほぼ原文で記念掲載しました。 物語のラストで核ミサイルが放たれて、世…

余命1年の宣告を受けた僕は、残りの日々をアンドロイドと送る事に。作家として生きる僕とアンドロイドのη(イータ)。そんな僕達の過ごした余生を此処に綴ってます。

キール王国皇太子からの突然の縁談、理不尽な婚約破棄をされた後、家族と共に処刑されたロコ。処刑される最後の瞬間まで復讐を諦めなかった彼女の魂は、幽霊となってこの世に留まり、王国の人…

「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」「小説家になろう」に同時投稿しています。 ファルド公爵家の長女マチルダは恐怖に震えていた。双子の妹オリアンナと幼馴染で婚約者となったロバ…

｢最後に、もう一度だけーー｣ あと、1週間後に人類が滅亡する。 最後の瞬間、あなたは何をしていますか？？

青木博士はスイフト･タットル彗星の軌道計算を修正した結果、2126年7月12日、日本時間22時頃に北太平洋に衝突することを突き止める。滅亡を前に博士は彗星が迫る夜空を見上げ、少年…

『国民の皆様に、悲しいお知らせがあります。この星に、隕石が接近しています』 国の首相が重たい口をようやく開き話始めたと思ったらそんな言葉から始まった。 隕石の大きさは直径１５キ…

＜三部作その三＞　第一話「立ち喰い無頼」、第二話「立ち喰い無頼　リローデッド」を経て、とうとう最強の敵が現れる。国境すら越えて来訪する敵との伝説の戦い。男達は国際問題覚悟で激突す…