「日 掌編」を含む小説

芸術肌の友人と宅飲みした日、ぼくは不思議な夢を見る。 荒野に伸びるまっすぐな道を、ぼくは歩いていた。遥か先の大きな木を目指して。 その夢は、ぼくと友人の関係を壊してゆくーー。

いとうみこと様の自主企画【俳句でお題に挑戦「勤労感謝の日」】に参加させていただきます。 「いい夫婦の日」も合わせて。共働きの家庭をイメージして10句、すべて冬の季語で作りました。…

僕はいままで、具体的な目標を持ったことがない。一方で、海村さんは、自分のしたいことを明確に持っているように見える。 しかし、思わぬことが起きる。海村さんに、卒業式の日に告白をされ…

誕生日には一緒にケーキを食べよう。 何ケーキがいいかな。君の好きなチョコケーキにしよう。 ふとした日常の大切さ、その暖かさ、幸福を知る人に贈ります。

　暗いと思うか、明るいと思うか。 　夜の明けるころか、日の沈むころか。 　あなたの見る景色は、あなたの心しだい。 　まどろんで見るような夢に、静かに寄り添う掌編をお届けします…

　僕と彼女は、ある「約束」をした。 　しかし、離れ離れになって月日は流れ―― 　僕は約束を守ることができるのか？ ※現代ドラマか恋愛かで迷ったので恋愛ジャンルで登録しました。 …

野球部のマネージャーの柚葉は、勇気を振り絞って美術部の梨野に告白をした。 その告白は成功するが、野球部の前田によってふたりの仲は引き裂かれる。 そしてふたりは同窓会の日に再会した…

何か短めのものを書きたかったので書きました。ホラーかもしれません。

✨️発表中✨️ 【掌編名作発掘コンテスト☆目指せ黒帯レビュワー】✨️【天川賞進呈企画】 https://kakuyomu.jp/user_events/1681809308557…

その日、中条は無断欠勤をした。 何もかもどうでもよくなったからだ。 そんな気分を変えるため銭湯へ行き、河川敷で昼食を摂る。 それからひとりでボーっとしているところに、同僚・荒木が…

天の川銀河のどこか。 宇宙人の女の子、ぴりかは、不思議な話やこわい話が大好き。 ある日、学校の授業が終わるとぴりかは友だちを集め、お父さんから聞いたというとっておきの怖い話を語り…

得体のしれないままのお話 第１話目　おなり様 中３で転校した学校のよくわからない習わし。毎日見た目が変わるんですそれは⋯⋯ 第２話目　僕と猫 猫がしゃべった 第３話　SN…

あの災害から6年、既婚者への叶わぬ恋をしていた女性が月命日にまた墓を訪れた。町を離れた女性は今まで何度訪問しても好きだった男性とは会えなかったが、今日は特別な日だった。 ┈┈┈…

スマホに「DIE OF　SHINE(ダイ・オブ・シャイン）」のアプリがインストールされたらもうこの世界は終わりだ。消そうとしても消せない、開けないへんなアプリ。海という少年は、こ…

支配種族ヒトが滅びた後の地球では、ヒトに代わってヒトの文化生活を営む奇妙な者たちがうごめいていた。形代、ひとがた、すなわち、人形たちである。 三題噺「雨」「人形」「本屋」

インターネット某所で催されたＳＳ募集企画に送ったものです。 指定テーマは「ハロウィン」で、文字数は１０００前後目安とゆるめの感じで言ってたから全然守ってないという。守ろうね。

もう何年も前の、夏の盛りに出会った彼女。 もう一度、あの日に戻りたい。 そして、君に会いたい……。