「夫婦 グルメ」を含む小説

ある日突然かかってきた母からの電話は、姉夫婦が海外に仕事で移住するという話だった。なんで長いこと会ってすらいない姉夫婦のことを急に知らせてきたのかと思ったら、どうやら姪っこだけが…

朝から大喧嘩になった一組の夫婦。 その原因となったのは、YouTubeで話題になっている「イケメン料理研究家」だった。 難癖をつけてやろうと動画を見始めた夫。だが、そこに映ってい…

熟年夫婦の、ほのぼのグルメ・ストーリー。

食いしん坊のまつりさんと結婚して幸せな大五郎。 お麩にハマったまつりさんのために、とびきり美味しいお麩料理を作る。

ある小さな町にラ・ブリエールという店がありました。 店の半分はケーキ屋で、また半分は酒屋を営むという、一つの店で二つの商売をしている店でした。 いつも陽気で美食家の夫婦が営むこ…

事故で突然亡くなった兄夫婦の娘、虎美を引き取った龍子は、非正規雇用の立場ながら姪を立派に育てると、女で一つで自分たちを育ててくれた亡き母に誓う。 これまでは自分の時間や好きなこ…

「それ、辛いやつですよ。何か間違ってませんか？」思い返したらずいぶん間抜けな言葉だ。「タバスコは辛いものですね。間違っていませんよ」彼女の返事も、思い返せばやっぱり間抜けだった。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト 赤いきつねと緑のたぬき。 発売されて長いからこそ、様々な物語の側にあったもの。 一人暮らしの寂しいとき、学生…

「お母さん、緑のたぬきが好きかよ？」 そう聞くと、母は「隆がお祖母ちゃんの家で食べよったのを、何でか知らんけど思い出すのよねえ。お父ちゃんが、私らを迎えに来てくれたときのやつよね…

「妊娠中はお腹の赤ちゃんに栄養がいくんだから、食事には気をつけないと」そんなことは分かってる。ちゃんと気をつけてもいる。 だけどそれでも、口が、頭の奥底が、これを食べたいって言っ…

赤いきつねと緑のたぬき。 妻は昼食に買ってきた。 そしてじゃんけんで決めようと言った。 僕はどちらを選べばいい。

俺はただ単に妻に楽して欲しかっただけなんだ。 お題付き掌編練習。 「夏休みの日曜日「お昼ご飯何が食べたい？」と聞く妻に夫が一言「簡単に冷やし中華でいいよ」と言った。 とい…

味覚のないため、両親から嫌われ、妻に浮気された男・政は祖父が亡くなり、その遺品を整理するために愛媛県へとやってきた。 【お前がいいとさ】と残された手紙 たどり着いた家にいたのは一…

アッシュベリー侯爵夫妻は所謂白い結婚である。 だからと言ってどちらかの一方が浮気三昧と言う訳ではない。 ただ単に婚約から結婚、そして結婚をして三年経ってもまだ一度たりとも二人は公…

タクミとマリコは、結婚して１０年。 マリコは、毎日、タクミのお弁当を作ることで、幸せを感じていた。 でも、或る日、タクミの持って帰ったお弁当箱が、綺麗に洗われていた。 後輩の、女…

天界に住むもみじは、王の三人の息子の一人と結婚して、次期第六天魔王になるよう、王命を受ける。 いずれ劣らぬ美形揃いではあるけど、結婚なんて考えられないし、女王になんてなりたくない…

若い夫婦が経営する喫茶店「パラダイスの針」。ここは来客から持ち込まれた様々な謎を解き明かす「探偵喫茶」としても知られていた。 この店でアルバイトをしている大学生の二三音は、クリ…

初めまして。長谷川　海燕と申します。中国で生まれた韓国系3世です。 静岡の自宅で少人数制の配食(食材の栄養、色、形そして食卓の会話などを正しく配合することで健康と美容に役立てる食…

二人の特別な記念日には、美味しい料理と鈴蘭の花を食卓に。 ハッピーエンドはお好きですか？