「墓」を含む小説

　独自の魔法文化と竜が暮らす、ナトゥラ諸島。隔絶されていた世界に、「彼方の陸」から初めて人が訪れた。異なる洗練された魔法を持つ人々は、最初「神の末裔」として崇められた。しかし竜へ…

『✕』カクヨムコンテスト８「短編・私小説部門」中間選考落選作品です。 落選したコトは、それほどショックではありません。当初の目的の「クソ親父に対する怨み、つらみを世間に晒す」と、…

舟のうえで目が覚めた「私」は、いつの間にか、難破した舟が寄せ集まってできた、ひとつの島のような場所にいた。遭難か、あるいは記憶喪失か。自身について、そして自分の今いる場所について…

「久しぶり」 そう言って墓の前で何気なく声をかけてきたのは、かつて"遠く"へ行ってしまった親友だった。 しかし、その親友はまるで、幽霊のようで──。

阿呆鳥（あほうどり）小学校三年生は大墓（おおはか）山へ遠足に来ていた。 引率は平野（ひらの）を含む三年生の担任、学年主任、保健医、そして校長。この校長がやっかいだった。 南雲皋…

百合＆激重墓荒らしのお話です。キャシーとジェーンは親友同士。ジェーンは病室での約束を果たすべく、キャシーを墓から掘り出して一緒に過ごそうとしますが…… 初出はモノガタリーで「棺桶…

墓じまい後、とある現象に困っていた生田は銀髪の男と出会う。名は是々柊木。仕事は、宿無シ集め。 「墓じまいの時、ちゃんと供養したって？そんな脳天気な事を言ってるのは、生きてる人間…

文豪ストレイドッグス beast の二次創作です どっちかというと本編の延長線みたいな感じでCPはないです！ あの後織田作が太宰さんの墓に小説を添えていたらいいなーっていう妄想です

丹後半島の北東部、漁村伊根町。朗らかな村人たちに囲まれて生まれ育った下村カモメはある日、幼なじみの喜多川唄に海の貝殻を取ってほしいと頼まれる。 海の貝殻を約束の数だけ集めたカ…

得体のしれないままのお話 第１話目　おなり様 中３で転校した学校のよくわからない習わし。毎日見た目が変わるんですそれは⋯⋯ 第２話目　僕と猫 猫がしゃべった 第３話　SN…

あの災害から6年、既婚者への叶わぬ恋をしていた女性が月命日にまた墓を訪れた。町を離れた女性は今まで何度訪問しても好きだった男性とは会えなかったが、今日は特別な日だった。 ┈┈┈…

現役社会人である咲玖と日宇は遺体を集めて願いを叶える空飛ぶ遺跡や墓が存在する異世界に転移してしまう。果たして、二人は異世界で上手くやって行けるのか。

【あらすじ】 過剰睡眠と虚弱体質に苦しみ続ける主人公「伊織」は、気丈に振舞ってはいるけれども劣等感の強い高校二年生。口調こそ軽いが、根は優しくてとても真面目な性格。そしていまいち…

転輪聖王リュンヌが、創造した精霊世界リテリュスには、たくさんの物語がある。そんな物語や伝承の収集に生涯を捧げた男がいた。ヴォラント・ナヴェル。彼は、子供の頃に、名前も知らない老人…

　初めてホラー（といっても怖さはかなり軽めですが……）作品を完成させました。小学生の女の子と不思議な少女のお話です。ちょっぴり百合のような要素があります。

これは私の手記。 どうして残してるかは分からない。 何が書いてあるのかも分からない。 だけど、もしかしたら読んだ人には分かるのかもしれない。 どうして私は、ここにいるんだろう？

2年前、原因不明な事故によって尊敬する師、太幡皐月を亡くした霧金優那は皐月の意思を次ぐべくミュージシャンになることを決意する。そして同じく皐月を師と思い、優那の幼馴染である篝火慧…

その夜、俺「生神 レノ」は相棒ヴァンと数人の部下を連れて洋式の墓地にいた。 「この墓か・・・」 墓石には「エウリュアレー・メデューシ」って名前が刻まれていた。 それは過去に魔…

枯れ葉の舞う秋の日。ミッドラビッドの町でひとりの若い女性が死んだ。 ミレイザ・ロティーリス（19歳）は転んで死に墓地に埋葬されていた。だが、よみがえった。自分がなんで墓にいたの…