「品物」を含む小説

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

はるばる二ホンという国へやってきた。 元は詐欺師ではあるが、新天地では騙す手間すらなく様々な品物が面白いように売れて行く。 どうにかもっと金を稼げないか、と町を歩いていると『見世…

時代は平安時代中期。 桜姫（おうひめ）は、外の騒がしさから目を覚ます。 人の気配を感じて行燈を向けた先には暗闇と同じく黒い衣服に身を包んだ一人の男が立っていた。 男の名は彩玄（さ…

カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品です。 アルフヘルムって国のアルモース地方の片田舎のそのまた、はずれに一軒の雑貨屋さんがあった。 元はエルフの老人が営んでいた店だったが…

　中央アジアのはずれにある百貨店『樓蘭百貨大樓』。望みのものは何でもそろうという噂の店。そこに、英国の大富豪で十五歳にして博士号を持つ少女、ビクトリア・バッキンガムがやって来る。…

　世の中に興味が一切無いような一人の女子高生、彼女が体育祭で参加する競技は「借り物競争」 　運命の悪戯か、歴史の改竄か、この時彼女が引いた借り物の品物名は、予想外のものだった。 …

日付変更線をまたごうという時間だというのに、いつの間にかできてしまったささくれが気になって仕方がない。 もう薬局も閉まっているし、どうしたものかと考えつつ、歩いていると、古びた店…

タイトル変更しました。 資産家にして、希代の美食家と言われた森泉修二郎が天命を全うした。 それ自体は平和な話だったのだが、ここからが問題だった。 彼が収集した珍品の数は数千。美術…

如月覚は赤字経営のために自分が起業した会社を大手に譲渡する。彼は社長でありながら強いリーダーシップもなく、人望もなかった。そんな性格が災いし、会社は経営に行き詰まり、優柔不断で決…

サメの歯のブレスレットを買った大学生を襲う怪異。 サメをモチーフに短い怪談を書けないかと考えていたら、思いついたお話です。

他の人間たちのように、私は醜い欲望を抱いていない。

大陸最大の都市、ケルダール。 古今東西の品物が集まるという中央通りの隅っこに、いつできたか知らない錬金術師が経営する店がある。 冒険者が使うようなポーションから、材料さえ持ち込め…

小さな町の修繕屋『九十九堂』 そこには今日も、修繕を待つ品物と、そこに込められた想いが届けられる。 「物は大切に扱ってあげてくださいね。想いを込めて使ってあげれば、器物は主に…

※残酷描写は会話文の中でさらっと触れる程度です 知る人ぞ知る都市伝説、≪ＷＷＷ≫。いつの間にか街の片隅に現れては消えるその「店」は、不死鳥の血や賢者の石など、伝説の中にしか存在…

街外れ、寂れた骨董店黄昏屋 店主鴇(トキ)を訪れる一般人の手には負えない逸品たち。 黄昏屋を中心に巻き起こる現代ファンタジー！「さて、今回の品物は私を愉しませてくれるかな」

乙女ゲームの悪役令嬢に転生した―――没落貴族令嬢のモブ、ヒロインのライバルの取り巻きに。ヒロインたちが国王を取り合う中、私は実家を養うために隣国の王子と婚約することになった。しか…

大泉リサイクルショップを経営し、店長でもある大泉洋介、４０歳になりいまだに独身。東京では、骨董品の鑑定士として、ちょっとは名が知られる存在だった。 ある日。神奈川県のとある旧家…

「魔法のお守り」短編小説コンテスト応募作。 黒竜の血の杖 制作：つえつえ堂 いにしえの魔道保管庫から発見された杖。媒体は竜の血だと伝えられている。 　男がへらへらとしながら…

まんびき【万引き】 物を買うふりをして、店の品物をぬすむこと。 ↔逆万引き ぎゃくまんびき【逆万引き】 万引きの逆。店が客からぬすむこと。

仕事帰りに除湿機を買いに行くと、対価と引き換えに品物を出す貯金箱と出会う。