「ショートショート 女性主人公」を含む小説

通学途中でよく利用するコンビニ。そこにはある気になってしまう男性がいた。毎週、顔を見るけど話しかけることができないことにモヤモヤした主人公は遂にそこでアルバイトをすることを決心す…

2004年。イタリアのモンツァ・サーキットで起こった騒動の顛末と、とある女性ドライバーにまつわるお話。

「FBI女性捜査官を関連業界の社長が殺害する」。その決定的瞬間のスクープ写真を撮らないかとパパラッチの晴美に匿名の電話が入る。半信半疑で現場で待ち受けたら、何と目前でそれが起きた…

実家に戻った女性と、父の話です。

「お父さん、私が誕生日にプレゼントした電気シェーバーどうしたの？　いつもの場所に見当たらないんだけど？」 「ああ、あれか。悪い悪い。あれなんだけどな、お父さんまた失くしちゃって…

二十八歳独身、三年前から彼氏なし。 今日も私は悲観的にも楽観的にもなれずに埋もれていく。

　西園寺奏美（さいおんじかなみ）は所謂社長令嬢。 　クールで清楚で男子人気の高いJKである。 　そのせいか、他のJKから嫌われていた。 　だが、それを受けれいていた奏美。何処に…

ピークはだいぶ前に過ぎてすっかり過疎のコンテンツ、だけど「私」は推し活をやめない。

わずかな領土しか持たない小国。その国を象徴する様な青い花の物語。

ものごころついたときには周囲からブタと呼ばれていた。智枝という名前だから「チエブタ」。幼い頃から背が低く太っていた。鼻もつり上がっていたし、目はまぶたに埋まって細かった。 ブタ…

　某県内の大型デパート、その一画にある美容院。 「整形してください」 　突然やってきた女の子がそんなことを言いだして、研修中の私は大いに戸惑った。 　見るからに小学校低学年。ぼさ…

絶賛貧乏ライフを満喫中のサキ。 なにか仕事はないかと探していると、「王宮の傍付き見習いの募集」と書かれた貼り紙を見つける。 運良く合格し、見習いの仕事に勤しんでいると、やけに自己…

28歳になった女性の「私」は突然、思い立って物を捨てることに目覚める。 次々と所有物を捨てると気持ちがすっきりとして、自分自身がいい意味で変化していくのがわかる。取り憑かれたよう…

室内で息子と遊ぶ母の「私」の情景と、彼女（とその家族）が置かれた状況についてのワンシーン。平穏の先にある不穏が今を浸潤していくのを、私たちはいかにして食いとめ、平常を保っているの…

主人公は結婚を考えていた。 将来を共にする相手にふさわしいのは、イケメンで、お金持ちで、将来有望で、完璧じゃないと嫌な主人公。 長い付き合いで気心知れた男かお金持ちの男どちらに…

「一日一本千字宣言」と称してショート・ショートをアップしていきます。よろしくお願いします。レギュレーション等はTwitterアカウント・近況ノートに記載したとおりです。

ショートショートです

「君をストーキングしても、構わないだろうか？」 友人とのランチ中に、見知らぬ男性から、そう尋ねられた。訳が分からず混乱していると、最近近所で頻出する通り魔強盗を思い出す。犯罪者と…

雨の日に、二人の少女と出会った。失った愛犬の為にも、元気に暮らしていこうと決意する女性の話。ショートショート。

中学生の頃好きな人にこっぴどく振られてから、私は可愛くなる努力をして、高校時代はかなりモテるようになった。大学生になった今、趣味の映画館に一人で訪れると、当時私を振った男の子が話…