「ほのぼの ほっこり」を含む小説

日本のどこかにあるマンション。 そこに誇り高き柴犬・コムギがいた。 遺伝子は狼に近く、プライドを持って生活をしているが牧瀬友香に飼われている。 彼女は少々だらしないが、コムギ…

二つ眼や単眼が軽視される複眼優位の異界に飛ばされた保育士の青年が、超弩級サイズの異形生物っ子の心と胃袋を掴んでゆく、ほのぼのじんわりハートフルストーリー。 ------ 複眼キ…

　読書嫌いが本と出合う話、本好き同士が出会う話など、本から生まれた縁を描く。ほっこりときゅんを詰め込んだ日常連作短編集。 　 　どの話も単体で読めるので、気になった話だけでもお越…

　どの季節も、道草は〝おいしい〟発見の連続――。 　たとえば春の庭で。出かけた先の道端で。 〝おいしい〟はけして自分からは主張せず、けれどいつも、そこにある。 　祖父母のあと…

オリンピックの競泳で金メダルを掴み取った娘と、娘思いで心配性な父親の温かな短編物語です。

イリユスの神殿の将来の長として日々忙しく教育や鍛錬に追われている啼義(ナギ)は、ある日ついに神殿を抜け出す。 そこに、護衛長のイルギネスが現れて── 和やかな息抜きエピソード。

長い人生では、多少はアレコレあったように思います。劇的でもドラマチックでもありませんですが、記憶の木漏れ日に照らされた「あんなこと」「こんなこと」ボケ防止に記していこうと思います…

聖なる癒やしの力を使えず「期待外れ」と蔑まれる聖女レニシャは、北の地に封じられた魔霊伯爵ヴェルフレムと『聖婚』を執り行よう、神殿から命を受ける。 同僚の神官スレイルとともに北方領…

ララ・ライフ企画参加。 初短編小説。私と貴方の生活の一部。 私の正体とは？　それは読んでのお楽しみ。 第56回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画です。

何気ない日常を猫の目線で描いてみた。 与えられ、ほのぼのとしながらも生を矜持する小さな生き物の世界を、どうぞご覧ください。

戦隊ヒーローショーのバイトを始めて三日目の青年。街を歩けばモデル事務所のスカウトマンに声をかけられる。それらを一蹴する青年に、バイトの先輩は癇癪を起こす。公園のベンチに坐って話す…

ある猛暑の日に、とある日本の田舎道で行き倒れていた妖精を拾った少女漫画家の高野鈴子。 妖精はどうやら純粋な心を持つ者にだけ見えるコロポックルらしい。 涼しい場所をと求める妖精のお…

私は寒い季節でも冷たい飲物を飲む。職場で部下にそのことを指摘されても変わらない。 その理由は、妻しか知らない･･･

平凡なサラリーマンと、似顔絵屋さんの話。 未来世界の日常の片隅がこんな感じだったらいいなと思って書きました。

☆第4回Web小説大賞 一次選考通過☆ 最強の吸血鬼一族、真祖にもっとも近い血族であるリズは、ひょんなことから人間の少女三人を弟子にすることに。人間嫌いで限られた人間としか交流し…

15歳の少女マチルダは、没落貴族の娘で、お金のために40歳位離れた男性と政略結婚をさせられそうになった。マチルダは半ば無理矢理お見合いの場に連れてこられた。 お見合いの相手は豪…

愛猫チャコの葬式をすることになるが、なぜか父の様子がおかしくて！？ 数分後に意外な結末。 一部書き直しましたが、小説講座の課題で書いたものです。 自分ではかなり気に入っています…

普通のカワセミとは、寿命も習性も違うカワセミが発見された。 そのカワセミは、言語を解することができる上に、感情を持っている。 そんなカワセミの名前は”スパロー”。 この名が何千、…