「せっつ」を含む小説

「おっぱい」 俺の後ろからクスクスと笑いながら聞こえてくる下ネタ。 だがその声は、思春期男子がふざけ半分で言う様な声ではなく、シルクのように繊細できめ細かく、柔らかな声。 「…

幼馴染のかなえちゃんは毎日僕の部屋にやってくる。 それは高校生になっても変わらなくて。 だけれど、本当は僕たちはこの関係を変えたいんだ。

カワイイお母さんだった、せっちゃん。 皆から、せっちゃん。せっちゃん。 と……愛されていた。私の母。 そして、レビー小体型認知症を発症した。

こっそり好きだった友達へ手紙を書いた。 渡せっこない手紙を書いてみた。 惰性で続けてるギターをやめないのは、君のせい――。 ※『芥川龍之介　恋文大賞』用に書いた物の、ボツ作…

階段から美少女が落ちてきた。それが佐伯修一《さえきしゅういち》と燈田美侑《とうだみゆ》の出会いだった。しかも彼女は成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗の高嶺の花。けれど、ある病気を患…

バイト帰りに二人のチャラい男に絡まれたりんごちゃん。 その時助けてくれたのは、少し赤茶けたくせっ毛の美男子青年。 「いやぁちょうどここ通りかかったら、なんか見るに絶えない光景が…

久しぶりのデートに、心が躍る春彦。 しかしその彼女の隣には、化け物が立っていた。 --- この作品は「小説家になろう」及び個人サイト「テックカクテル」にも掲載しています。

おとなしぃ～雪葉ちゃんがまぶしぃ～将巳くんに心ひかれつつ、ついいろいろいたずらしちゃうお話(*´∀｀) KAC終わったねぇ～(*´д｀*) てことで、こちらも地味に毎年おなじみ…

カグヤは炎の民の巫女であり、失われた太陽の力を復活させるためにささげられる生贄として育てられた。 原初の火にささげられた巫女は灰となり、四百年後に生まれ変わると伝えられ、灰は飲…

全11話。 狩名更(かりな こう)…管区機動隊所属。危険な任務を全て一人で解決することから、一匹狼の異名を持つ。最近仕事仲間の狼(真神)に噛みつかれた。 由凪比華(ゆいなぎ …

茅野誠が4年前に転移した異世界から再び転移したのは、ダンジョンがある地球の平行世界だった。そこで出会った少女――神奈木那月によると、ここは魔物が徘徊し遺物が眠る『鏡界迷宮』の中ら…

出版社に勤務の"童顔"で"童貞"の冴えないサラリーマン"鈍蔵 露利(なまくら つゆり)"は28年間、彼女なしだったがある事がきっかけで7人の美少女から告白されまくる羽目に… ヒ…

雪おこしが起こり、今年も吹降山《ふきおりやま》に冬が訪れた。寒風に吹かれながら、雪の精霊は麓の村にしんとした氷の瞳を向けた。 「あのこは来るかなぁ。ここに来るかなぁ」おともの白う…

スザンヌ・ヴェガの名曲、Tom’s Diner にあやかってわたしたちが「せっちゃん’s・ダイナー」と呼ぶそのお店。なんてことないごく平凡なジュース・スタンドなんだよね。癒される…

　トラックに跳ねられて死んだ俺は、天国へ召されるはずのところをド新人のアホのせいで地獄へと落とされてしまった。 　何せ一度死んでるもんだから、着衣状態で血の池を泳がされても、裸足…