「きゅん」を含む小説

遠くて思い出せない青春とか、 忘れられない恋とか、 いつかしてみたい恋とか、 変わらない愛とか、 切ない恋とか、 短いお話にして詰め込みました。 きゅんがあればい…

そのときまだ僕は中学生で、彼は高校生。 それは、一瞬の邂逅と熱。僕にはまだ、その正体がなにかわからなかった。だから、夕焼けのせいだと思うことにした。そう、した。

大学デビューをして早三年。彼女ができなかった恵多（けいた）は、ふと卓馬に愚痴をこぼした。「俺さ、まだキスしたことないんだよね」。その言葉に文字通り卓馬は食いついた「どうして？」 …

それは、代わり映えのないオフィスの毎日に訪れた、小さな非日常。 くたびれたサラリーマンの山岡は、漂ってくる珈琲の香りにつられて会議室を覗く。そこには出張販売をしている、近所のカ…

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」二十首連作部門の応募作品です。楽しんでいただけたら幸いです。 『天翔ける』とは空高く飛ぶこと。『足を空に』とは足に地がつかないほど…

短歌・俳句コンテストの短歌の二十首連作部門の作品です

BL詩:第4弾(毎回訪れる、本当に詩か？問題) 相須陸(あいすりく)と社蒼温(やしろそうま)は幼馴染み。保育園から一緒に過ごし高校生になった。高1の春休み、部活に行く為いつものよ…

「古事記」に依りますと、わたしたちの暮らすヤマトの国を造ったのは、伊邪那岐命（イザナギノミコト）という男神と伊邪那美命（イザナミノミコト）という女神でした。 二人は愛し合っていま…

成瀬色羽(なるせいろは)…明るく可愛いもの好き。誰にでもあだ名をつけて呼んでいる。 篠宮千章(しのみやちあき)…察しがよく、しっかり者で優しい。 伊奈川沙羅(いながわさら)……

私、めるまはジュンの事を酷く嫌っていた。 でも、その原因は分からず、モヤモヤした日々を過ごしていた。 ある日、彼が後輩に告白されているのを目撃してしまう。 それ以来、なぜか私の心…

私、杉並 風は11年間好きな相手がいる。 その男の名前は明日風 春太。 春太さんは私の尊敬する同級生だ。 絵が上手く頭がいいが、どこか抜けてる。 本当に好きだ。 この物語はその1…

ベースの弦を張り替えてもらった帰り道。 具合が悪そうな男の子に、声をかけて手助けをした結果。 そのひとは親友が推している新人声優（駆け出し）グループのメンバーでした?! まさか…

　サキュバスであることを隠して人間社会で生きる来夢 魅(らいむ みいる)は、女友達の璃世(りせ)ちゃんが大好き！ 　だけど、十六歳になるまでに人間の男の子とキスをして生気(エナジ…

まだ闇の深い朝。いつものように電車へ乗ると、誰も居ないと思っていたそこには咲乃が座っていた。ラケットカバーのピンク色が懐かしい。 「……なあ。降り零れるって言葉、知ってるか？」…

帝都で騎士をしているスヴィは、ある劇団員のクリストフの大ファン。 彼の公演の時には、なにがあっても絶対に観に行く！ そんなある日、クリストフとお近づきになるチャンスがやってきて…

荻野ゆすらは、25歳の正看護師。 不眠症状に悩み、職場から離れたメンタルクリニックを探して訪ねる。 クリニックの医師は、昔馴染のお兄さんだった。 昔から王子様みたいなお兄さん、阿…

BL詩:第3弾(毎回訪れる、本当に詩か？問題) 高校2年生の相須海(あいすうみ)は、雨の日に初対面の田原星七(たはらせな)に傘を借りる。その日を境に海の恋が動き出す。しかし星七は…

見ているだけで満足な、手の届かない想い人。 だと思っていたのに、何故か誕生日に彼からご飯に誘われた。

ーあの日 あの空の下 あの笑顔で笑う君に恋をしたー 思わず共感！思わず涙！ 音川夏虹と近藤凌空が作った奇跡と その切ない結末とは⁉︎

人は、自分の人生を楽しく生きることもわがままに死ぬことも、許されるのか。アイドルに恋した大人女性の結末。