「＃ボタン」を含む小説

電話でつなぐ、二人のお話を五つ。 もし、声が聞きたいと 本当の気持ちを隠して 受話器越しに伝えたら そんな事を考えながら 切りたくもない電話の ボタンを押してしまう また明…

春に出会い、夏は中々触れ合えなくて、秋には少しずつ近づいていく。 冬には縮まった距離も、春にはまた遠ざかる。 桜の少女は疲れ果てた男と会うたびに、小さい心をトクンと跳ねさせる。 …

チキュウに観光にやってきたパルアとヤガタミ。博物館にて尊いボタンというものの存在を知る。

米中露の三大強国が同時に核のボタンを押し、三国に挟まれた日本の上空で爆発して……面白くないです。ごめんなさい。

バレンタインデーに憧れの先輩に告白し、OKを貰った「私」。 しかし、先輩の態度は特に変わらない。 不安に思っていた私の手に、先輩がひとつのカウンタを握らせた。

カクヨムに絶望し、退会ボタンを押そうと思ってるあなたに読んで欲しい

私自身で書いていて良くわからない状態になっています。 私の小説、カクヨムの連続短編小説、そして激務中の仕事の日々……そんな私に優しく応援ボタンをポチりと押して下さい。 でも大…

携帯電話が学生にも浸透し始めた頃、我が家の電話にも大きな変化が訪れた。 それまで使っていたのは、ダイヤル式の黒電話。しかし新たにやって来たのは、プッシュボタン、留守電、ファックス…

夜中、人影のほとんどない道で拾ったスマホ。 画面に表示された『宝探しを始める』のボタン。 次々と出される指示に従っていった結果……。

「あたし、フツーより背が低いから。走らないと追いつけないんだよー」 　確かに彼女は小さかった。 　頭の天辺ですら、僕の胸までしか届かないぐらい。 「あっ、でもちょっとだけね。…

ある職についている２人組の他愛のないやりとりです。日常会話としてお楽しみください。 ※公開ボタンを押し忘れて参加出来なかったKAC20211作品です。供養の為に公開します。色々…

ソルドレイド家第三王子ルークは、１０歳の時より10歳年上の女師匠の元で剣の修行を積んでいた。 王家にこだわりがないルークは結婚できる１５歳になったら、師匠へプロポーズをしようと…

子供のころに神を称する者から受け取った「人生やり直しボタン」。それを決して押さないよう、失くさないように大事に持ち続けた木下正也は、84歳を迎え、病室で子供や孫たちに看取られなが…

人の不幸を喜ぶ死神が渡してくれた「不幸ボタン」 僕はそのボタンを押すか迷っていた。

ホワイトバレンタイン。 少女は切なる想いを抱いて、インターホンのボタンを押した。

ぼくたちは夜明け前の屋上にいる。団地の屋上から、ぼくたちは明日を見つめる。 さよなら、すれ違いばかりだった、ぼくたちの風たちの日

平民上がりの聖女様は、いつも周りから羨まれる。 しかし彼女はいつも思っているのだ。 ふざけんな、と。 そんな彼女の前に現れた、一つのボタン。 そして、ボタンの用途を示す石…

俺の名はルゥト。王女様に夜這いを仕掛けたという冤罪をかけられて超級ダンジョン投獄の刑に処された悲しい男だ。 ただ、神様を俺を見捨ててはいなかった。 気が付いたら９９９回死んで…

ボタンの掛け違いの恋は、こうして終わってしまうのか。 最後の望みを託して、ぼくはヒロミに告げる。 その言葉とは。

刑務所で働く浜岡。浜岡が働く刑務所に今日も罪人が来る。その者の名前は瀬崎。 二人を殺害した凶悪犯だ。瀬崎はこの刑務所でただ自分の刑が執行されるのを待つ。 浜岡と瀬崎は執行までの間…