「緑」を含む小説

「ヒーロー」をテーマに書いた作品。 大学３年生時に執筆。ヒーローになりたい人の話。 サークル「夜明けまで雨」の合同誌「雨宿り vol.4 『ヒーロー／色彩』」収録。 2022（令…

ねぇ、知ってる？空の色が青いのは、王様が間違って青いペンキを溢したからなんだって」 　かつて人間の心は、色が宿っていた。 　その心の色を塗り替えることで、人の心を変えるペイン…

　美崎（みさき）家の七人兄弟の四男、四磨（シマ）はある日、世界に起こっている異変に気が付く。 　しかし四磨は何故か、それを話すことも、表情に出すこともできない。他の兄弟たちも、…

AFという育成教育促進機関が創設した高校に新たにEクラスが追加される。才能をさらに伸ばしてさらなる高みを目出して、いくことが理想と掲げられているが、Eクラスの生徒は希望とは真逆の…

「人として生きようとするなら、心を削るしかねぇんだ」 声で人を縛る力――呪力を持つ種族の生き残りであるダレンは、それを隠し妻と五歳の娘リィンと暮らしている。いつからか、家庭は静…

緑の迷路の中で目覚めた。何者かに眠らされ、そこに置き去りにされていたのだ。 私が聴いた音は狩りのスタートの合図だった。 「カクヨムWeb小説短編賞2023　短編賞創作フェス①ス…

心を見抜く店主が営む薬屋フォストメリオン 緑に囲まれた小さな店は訪れた人の心を癒す場所。 祈りを込めて処方します。 あなたは何を願いますか？

꧁ 『刺鳥刺』v×s『金朱の鷺』の奇恋譚 ꧂ 江戸時代中期、享保四年(1719)。 八代将軍 : 徳川吉宗の享保の改革により、生類憐みの令で絶えていた『鷹狩り』が蘇った、…

　そこに一脚の椅子がある。 　その椅子は広い空間内にポツンと置かれており、それ以外はなにもない。 　果たしてなぜ椅子がそこにあるのだろうか。 　誰が座るための椅子なのか。 …

主人公のティーナは、世界で最も尊いとされる紫の髪と緑の瞳を持つ魔女。髪や瞳の色で序列が決まるこの世界。

連続爆弾テロによって彼女を失い絶望のあまり自殺をする主人公。 そこへ神様の使いサタンが現れやり直しの機会を与えてくれた。 赤黄緑のカードを選びそれぞれ異なる時間へ戻ってやり直すこ…

『日常の魔法：ポジティブな人生のための実践』は、日々の生活に小さな魔法を取り入れて、より幸せで充実した生活を送るためのガイドブックです。この本では、古くから伝わるおまじないや儀式…

タイトルは神聖かまってちゃんの同名の楽曲から。

兄、後崎邂（うしろざきかい）は病弱の妹、陽音（はるね）の最期のお願いを実現すべく一緒に病院の外へ出てしまう。陽音は兄に特別な想いを寄せており最期に伝えようとするが、その瞬間意識を…

古来より妖怪や悪魔と呼ばれ、人々の生活を脅かす妖魔族の“ドラゴニュート“を退治してきた非国家団体組織・WR(ワールド・ランディング)社の職員である桜間透子は、幼い頃から死者の魂…

「変わりたい」。そう固く決心して、塔子はこの学園に入学した。　 　大正期から続く名門寄宿学校だ。内気で不甲斐ない自分を変えていきたい、自分の殻を破りたい、そう思って、親元を離れこ…

いい。 １０代のヒロインを出しなさい。 売るために。 そのためには４０代のヒーローなんか要らないのよ。 日本人はロリコンなの。

故郷を襲った〈妖精の庭〉から唯一生き残った男、ウルファド。どうして自分は助かったのか──その理由もわからず、故に真実を語らぬ罪人として同じ災禍に裁かれようとしていた。しかし再びに…