「短編/人外」を含む小説

九州北部の昔話『鷲の卵』をベースに書いています。 父親の言った冗談のせいで、蛇と結婚することになった娘は、 このままでは命を落してしまうという。 父親は娘を救おうとして、占い…

猫族に転生して拾われた先は、氷のように冷たく気高いと言われる氷姫でした。

見てはいけない怪異と盲目の少女の話。短編。 別サイトより転載。

●本作は18世紀ごろの欧州をイメージした舞台です。 罪人の娘ゆえに独りぼっちだった少女。彼女はいつも丘の上にある大木の下で同じ人物の絵を描いていた。 そんな少女を大木はただ見守…

変な男を食べた人外の捕食者は、その男に対して「愛」という感情を持ってしまった。今まで他人に対する愛という感情を「認識しない」で生きてきた捕食者は、その愛という感情に対してどのよう…

ゴミ箱頭の異形がゴミ回収をしている社会の話。 いっそ自分を捨ててしまおうと思い立った女子高生の話。 ――ゴミ下さい ――お願いしまーす さて、ゴミをゴミだと意味づけるのは何な…

「続きを書いていこうぜ。」企画応募作品。

「恋とは何か教えてくれんかの？」 上半は人、下半は蜘蛛、アラクネである彼女はそう言った。 でも、主人公は彼女のことが見た目がグロイと思っているし、怖くて仕方がなかった。 そんな…

来たるべき時を眠って待つはずの獣の前に、それは突然現れた。＊前半食肉描写が多いです。

　隠し事の苦手な男の子と、恋に向いてない女の子と、人魚のお話。 【お題】「だれにも言えない恋」 【ジャンル】恋愛もの風ホラー（女性主人公） 【登場人物】人魚に恋する男子、その男…

幼い頃に紅葉の下に捨てられた私は、毎年毎年その『紅』を怖がっていた。 怖がりながらも引き寄せられるその『紅』の下、幼馴染の“彼”が『楓』という呪縛を解きほぐしてくれて…… 『…

　たとえば、空は黒以外に『青』と『鼠色』があるだとか。 　たとえば、蛇イチゴは食べても美味しくないだとか。 　 　そういう日常の些細な知識を教えてくれたのは、誰だったろうか。 …

全て1話140文字程度。最初から読むもよし、気になったタイトルの話から気ままに読むもよし。 ミトラという不可思議な生き物が跋扈する世界で、ミトラと人とが織りなす物語。 ツイッタ…

村人たちに貢物として捧げられてしまった少年。その少年の目の前に現れたのは。

「いつも嘘ばかりついていた子供は、本当に助けてほしいときに助けてもらえませんでした。 」 これは、嘘つきな子供の末路を知った狼の子供が正直に生きた。 そんな物語。。。

うっかり女神さまの物にされる男の話。 この作品に登場する一切は現実のものとは関係ありません。グロくは無いと思いますが首が落ちる描写があります。

17000文字程度の短い小説です。 とある国の小さな村にあるとある山の奥の霧の向こうにある謎の空間に調査のため駆り出された「私」は、そこで人のような怪物に出会い心を狂わされる。そ…

残酷描写有りは念の為ですが主人公側が残虐な行為に及びます。真似をしてはいけません。

彼女には春の青空が似合う。僕はそんな彼女と穏やかに過ごした。特別なことは何もない日々だったけど、僕にとっては掛け替えのない思い出だ。 ――ああ、もうすぐ約束の春がくる。 僕は本を…

自称喫茶店マニアの俺がよく通う所、喫茶店山田。そこの店長山田さんは、幻の喫茶店の話を持ち出してきた。その幻の喫茶店の場所は、遠い崖の上……。 (なろう、Nolaノベルにも投稿して…