身体のかたちは

確かに禁じられた恋みたいなものって熱くなりますね！

だけど「蜘蛛女」という文言が出る度に申し訳ないですが、キモってなっちゃいます…。作者さまには申し訳ないですが、最後まで印象が変わることはなく(´._.｀)

ヘビ女だったら確実に萌えてましたし、星3つでした(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
蜘蛛女だと俺のような蜘蛛恐怖症の人は楽しめません。
なのでゴメンなさい！星1です。
でもこの「異種恋愛」、嫌いなジャンルではないです。

アラクネの女性とどう触れ合って良いのかわからない少年。
2人の関係はとても難しく、ある意味では当然な関係です。
異種族ラブストーリーと言ってしまえばその通りなのです。
ただ、それ以上に違うことを受け入れることの難しさ、違う側に踏み込み勇気など、異なることの難しさが伝わってきました。

一話で綺麗に話がまとまっている短編でスッと読めて感動できる本作品。
異種族からファンタジーを想像すると思いますが、恋愛ものや現代ドラマが好きな方の方にオススメしたいです。
とりあえず読んでみてください。

誰もが通ってきた道をただただ淡々と、そして残酷に描写している。
それがすごく辛くて苦しくて、でも互いに少しずつわかりあっていく。そんな物語でした。

短編でこんなに感動できる作品は初めてです。読み終わったときに震えました。

多種多様の時代。究極の恋愛の形がこれなのかもしれません。
リューナは文字だけで見るといじらしくてとてもかわいいです。私は虫はダメなのですが、なぜか蜘蛛だけは大丈夫なので、ちょっと会ってみたくなりました。
そして、リューナを主人公から遠ざけようとしている遠藤さん。
この遠藤さんは実はシレッとリューナをライバル視していて、実は彼女こそがリューナを「同類」として一番受け入れているのではないかと思いました。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（119文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（286文字）

男女を問わず、自らの美醜は気になるものです。
特に思春期の年頃には。

昨今、無理やりそれをやめさせようとする動きがありますが、やはり視覚から入ってくる情報は、第一印象としてとても重要なものです。

けれど、それが全てではありません。
たとえあまり綺麗ではなくても、人間同士、その人柄に触れることで好きになるということはあるでしょう。

けれど、このお話の場合は、人間同士ではなく、異種族の恋愛物なのですよ！
もう、この着想から不通の小説とは異なります。

これが面白くない訳がないじゃあありませんか！

ただ、私は悲しい終わり方や、悲惨な結末にならないかとドキドキしながら読んでしまったのですが、…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（98文字）

あの頃の残酷さと理由のない焦燥感を思い出しながら、甘酸っぱい気持ちにもなり。
大変面白かったです！2人をずっと、応援していきたいです。

異種恋愛でこんなに惹かれたのは初めてです。すばらしいの一言につきます。