「幻想」を含む小説

ラブコメ風恋愛青春物語！ 寿命を取り引きする喫茶店幻想堂の息子、時羽金成（ときわかねなり）は、友達がほしいが友達がいない。しかし、目つきが悪く時羽が人を寄せ付けないバリアを作るか…

硝子ウィルスが運ぶ、硝子化現象と呼ばれる原因不明の災厄に襲われている世界。人々や物が硝子と化し、砕け散ってゆく終末の時。

　広大なその大地は、後に製図した者達が、 「まるで正面を向いた牛のような」 　と筆を走らせるほどに奇妙な形をしていた。 　両端は南へ下がって海に面し、中央は顔のように大きく広がり…

以前小説家になろうに投稿した３篇に加えて、実原つづりとして書いていた詩をいくつか載せたいと思います。

タイトルの通り、試作の詩が掲載されていきます。 ジャンルは横断し、作法も自由、完全なるフリーハンド詩集になる予定です。 何かがこれを読んでいるあなたに響くことを、期待します。

月の光の幻想 出会う２人 幻想のような世界のために生きる２人

　永遠に雪が降り続ける幻想的な町、アイオライト。 　この小さな町には、『三つの掟』があった。 　一つ、夜に鐘が鳴ったら家から出てはいけない。 　一つ、町外れの鐘塔に近づいては…

降りしきる雨の中、綾沙(あやさ)は行き倒れている1人の少女を見つける。 記憶がないが燈(あかり)と名乗る少女を、記憶が戻るまで保護することに。 彼女はどこからやってきたのか、な…

２０５４年６月２１日。中惑星通過と破片散乱落下による呼称「スカンジナビアの夜」で世界は崩壊する。世界の崩壊だけではなく、中惑星破片群の襲来によって地球はポールシフトした世界として…

気分で思いついたまま書いてますっ。 一気に上げたり、しばらく上げなかったりあると思います。 童話っぽい、すぐ読める、そんな感じで 書いていきたいと思います。

少年は不思議なライオンに出会います。

心身ともに傷付いた主人公、合成獣にされてしまった少女（人間）が、魔法道具―ランプ―の治癒術師の少年（人外）に助けられ、治療院で心と体を癒しつつ、これからどう生きていくかに向き合っ…

僕の母は不倫を重ねて、父と離婚した。 母は僕と姉を捨てて失踪した。 それから、姉は家を菊の花ばかりが飾られている『菊屋敷』へと変えていった。

月明かりが綺麗な夜に出会った二人が、お互いの想いを本当に理解するまで。 その狭間にある真実の愛は儚くて、 ベートヴェンの月光は、 きっとそういう幻想曲風ソナタだと思う。 引かれ…

騎士を辞め放浪の旅をしていたミートは、世界各地で降り始めた【線の雨】を逃れ故郷へと戻る。そこでかつての同窓の女騎士レクイカと再会する。故郷も既に雨によって消されていく渦中にあった…

全く見覚えのない場所に、ゆうちゃんはいつの間にか立っていました。 どうやらここは夢の中。ミトラという奇妙な生き物と一緒に、ゆうちゃんは夜ごと夢の中を散策します。 自主企画「…

第一回きつねマンドラゴラ小説賞参加しました。幻想小説になりますです。

美しい桜並木の道すがら、少女と少年の目が合った。 やがて夢の様な時間を過ごす彼らに、ままならない現実が立ちふさがる。 夢から覚めた二人の思いと行動とは。 これは淡い初恋の物語。