「二人 短編」を含む小説

　東京オリンピックが延期となった2020年。 　ハルトは幼馴染のサクラに、二人でオリンピックやろうと伝えられる。 　……全種目を一週間くらいでと。 　――できるわけがない。

私たちの歩幅は変わっていく―― 移ろいゆく日々の中で、変わらないもの、変わっていくもの、新たに出会うもの。 二人のストライドは、二人の心の距離を示すものさしなのかもしれません。

　僕と先輩の二人しか部員のいないパズル研究部。先輩はそこの部長であり、容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群と文句の付け所の無い完璧超人だ。そんな憧れの先輩に、僕はとっておきのパズルで…

執筆同志に「共通の執筆テーマで小説書いて、どんなものが出来上がるか見てみたくない？」などと軽率に宣ってしまい始まった二人執筆企画の第一弾。 月一でお互いにテーマを出し合い、それに…

一目惚れ、なんて素敵な響き。早くそんな運命の恋に堕ちてみたい。 一目惚れ、なんて絶対しない。誰がそんな不純な恋を肯定するのか。 絶対に相容れないふたりの視線が、初めて交…

手グセSSです。 二人きりの世界は、夢の中でだけ、楽園であり続けるのかもしれません…

満月の夜、密林の中で背中合わせに銃を構える二人の兵士。

余命宣告を受けた主人公と最愛の彼女が残された一週間という時を過ごす。 命の灯の期限が分かった二人はどうするのか。

死神と呼ばれ、忌み嫌われた少女は、盲目の男と二人に出会う。生きていていい。そう言われることが、何より温かい。何が二人を引き裂こうと、何処までも二人は……

大きな御屋敷の小さな離れで、二人の少女が仲睦まじく過ごす。 義母に疎まれる名家の娘で絶世の美女「水仙」と、側仕えとして雇われた少女「雛菊」。立場を超え姉妹のようにお互いを想い合う…

とある喫茶店でのんびりとお茶をする男女—―黒井俊(くろいしゅん)と澤城聖子(さわしろきよこ)。付き合って半年の二人なのだが、俊はあることに気づいた。それは、デートの時に聖子は必ず…

上野発、青森行――夜行列車「はくつる」。 夕刻の車窓からは、明るいビル群が流れていった。 それが今は、雪に覆われた東北の田畑が流れていく。 男と少年、二人を乗せた「はくつる」…

死を展示する博物館で、案内者と見学者の二人は、イメージが映される水槽をめぐる。古代人の死のイメージ。戦争のイメージ。自殺のイメージ。そして映し出される、病が蔓延した年の死。それに…

二人の少年の前にあらわれた宙に浮く金魚。ペットとして飼いならす前にまずその生態を明らかにしていく。

独りアパートに暮らすニートの男と、派手な見た目の猫のような女。 枝垂桜が咲く月夜の公園で、二人が出会うところから物語は始まる。 有名な告白のフレーズとなった『I love yo…

　小学校六年生の女の子、山瀬麗奈は月を探していた。

やがて終わる二人の関係。 お会計の時間は近い。 名取様のコーヒーとバニラアイスに合う短編に参加させていただきました。 コーヒーとバニラアイスをテーマに小説を書くという企画で…

　態度の悪さで敵を作る探偵と、そこに乗り込んだ助手志望の男。 分かり合えない二人の行き着く果ては？ 【登場人物】 探偵…態度の悪さ故無駄に敵が多い。助手の害意にはすぐ気付き、ス…

　老人と共に旅をする化け物の少女。二人が訪れた人形店で起きたある騒動とは......? 　化け物病と呼ばれる奇病によって変化した部分は、人間の肉眼で見ると恐怖の感情を引き起こす…

自由な中二少女『シズエ』と美形高校生『士郎』。 二人は週末になるとスーパーに買出しに行き、二人で晩ご飯を作って食べるのだ！ と、それだけの話を書いてみました。 いやぁ、うまい棒…