「文学？ 短編」を含む小説

高校生の俺──甘木創（あまき・つくる）は、久しぶりに藍川真夜（あいかわ・まや）と会う。それは、いつかした「一緒にアップルパイを作って焼き立てにバニラアイスを添えて食べる」という約…

痴漢退治に貢献した少年。興奮冷めやらぬまま登校するものの、授業中に眠気を覚え寝てしまう。 すると、夢に不思議な男が現れ、妙なことを囁いていく。わけが分からなかった少年だが…。 …

　2021年最初に書いた作品だったのですが、初稿が気に入らず改訂したものとなります。

環境省の「平成の名水百選」に都内で唯一選定された東久留米市の「落合川と南沢湧水群」。その湧水群の一地区を管理している神社の巫女（神藤彩乃）は、超常現象の起こる湧水を利用したガイド…

どんなに疲れていても、しつこく朝が訪れる。 僕は重たい僕を引きずって、「今日」を繰り返していくしか──それしか、ないのだ。

2021年9月の作品です。

空も海も風も悲しみも全てが下らない。それは己が瞳が腐っているから。 本当はきっと美しいのに。

黒いクレヨンで塗りつぶされたへんてこな世界で起こる生と忘却を巡る物語

　親友、紅崎藤の自殺未遂。 　なぜ、彼女は死をえらばねばならなかったのか。 　浮気、二股、サッカー部の人気者との噂。 　次々と明るみになっていく、私の知らない親友の素顔。 　な…

「ボーイミーツガールで恋愛じゃない」というと、多田に笑われた。 彼は、男女の友情は信じないという。 「そんなものは、この世に存在しない」 と言われて、とても傷ついた。 私には、イ…

目が覚めると、僕は地下の一室に幽閉されていた。 助けてくれた人によると、僕はこの世界を脅かす仇敵を討ったが、そのときの衝撃で記憶を失ってしまったらしい。 自分の名前を思い出せば、…

田舎にぽつんとある、北野山駅。 駅長、西田拓郎はいつも通り最終列車を見送る。 しかし、誰もいないはずのホームには。 一人の、少女がいた。

小学校五年生のさやかは、夏休みに花屋できれいなお姉さんと知り合います。 プールに通いながら、そのお姉さんと親しくなり、お姉さんのことを想うようになってゆきます。 ところが……。

「ゴミ箱カップ」 全3話の短編小説。ゴミみたいな話です！

2015年頃の作品です。

彼女の呪いはたびたび私を苦しめた。 ふたりで並び夕暮れときの花屋で語り合う日々。 彼女は店員として、私は客として。 手は届かないと分かっていたが、ある日決意をした。 告白を明日に…

光をテーマにした短編？小説集になる予定のものです。気まぐれで書きます。

大学のレポート作成のために、古本屋で古典文学の書籍を買った青年。その本に、自分の名前と「大凶　不幸しか感じない」の文字。そして、青年に不運なことが起こり始める。いったい誰が何のた…

チャンネル登録者数50万人超えの人気YouTuber「おにや」は、ApexLegends（エーペックスレジェンズ）において、弱武器とされる【30-30リピーター】【ウイングマン】…

オンライン競作サイト「500文字の心臓」に投稿した、500文字以下の超短編です。 タイトルのみ予め決められており、それを元に書いたものです。