概要
パイに包まれた、甘い毒。
親友、紅崎藤の自殺未遂。
なぜ、彼女は死をえらばねばならなかったのか。
浮気、二股、サッカー部の人気者との噂。
次々と明るみになっていく、私の知らない親友の素顔。
なにが本当で、どこまでが嘘だったのか。
主人公、桜井安希世は紅崎藤の自殺の真相を探るべく、学園内を駆けまわる。
すべての真相は、アップルパイに包み込まれた林檎の内側に。
※自主企画「第一回アップルパイ(恋愛)文学大賞」によせて書きました。
なぜ、彼女は死をえらばねばならなかったのか。
浮気、二股、サッカー部の人気者との噂。
次々と明るみになっていく、私の知らない親友の素顔。
なにが本当で、どこまでが嘘だったのか。
主人公、桜井安希世は紅崎藤の自殺の真相を探るべく、学園内を駆けまわる。
すべての真相は、アップルパイに包み込まれた林檎の内側に。
※自主企画「第一回アップルパイ(恋愛)文学大賞」によせて書きました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ずっと問いかけられる”Why done it ?”
「見せたいものがある」。そう連絡して来た親友の突然の自殺未遂。何でも話せる友だちだと思っていたのに、何故だか自分は蚊帳の外。彼女に自分の知らない顔があった事を知るなど、不安に満ちた空気感の中で物語は動き出します。
学園探偵もの、という雰囲気でしょうか。しかし本来の探偵は自殺未遂をした親友であって主人公ではなく、主人公は見よう見まねで謎ときを開始します。
もう一人の親友の存在、聞き込み、噂の出所探し。情報を集めながら主人公は真実を追い求めます。学校という、時間割がきっちりとしていて、行動のパターンが把握しやすい状況を利用した構成のしっかりとしたミステリーです。
複雑な人間関係と相…続きを読む