「短編恋愛」を含む小説

皇太子の春羽に嫁入りすることが決まった秋英。雪の降る都を知らない彼女は、初めての寒い冬を初恋の人と一緒に過ごす。

大雪に閉ざされたクリスマスイブの空港。欠航続きで帰れない会社員・瀬川は、行き場をなくした留学帰りのバイオリニスト・楓香と出会う。冷え切ったロビーで交わす些細な会話や小さな演奏が、…

進路希望表に書くことがないと困り果てている中学１年生の少年が、幼馴染でもある近所のお姉さん・唯華といつものように夜の公園のベンチで会う。 彼女と話しながら、少年はほんの少し、ち…

進化するAI技術。眼鏡に憧れもつ乃亜（のあ）かけたらそこは全ての人がイケメン美女の世界に！ それが当たり前になった時、主人公乃亜は何を思うのか。 そして　かけている本人しか見えな…

ifルート的後日談。二十歳の誕生日の記念作。

クリスマス。 一人（何か？）楽しく（強がりではない！）散歩している彼女。 右を見ても左を見てもカップルだらけ。 寒さのせいか、カップルアレルギーのせいか、 鼻水が出てきたのでテ…

誰の記憶にもあるが誰の記憶にも無い。そう言う存在に出会いたい。

　入学率１％の、ＴＣＧ『モンスタートランプ』のプレイヤー育成機関『カードアカデミア』。 　最強のプレイヤーを目指す『大空 天空（おおぞら そら）』は、世界チャンピオンを倒すため…

ある日、若き氷の公爵レオンハルトからある宣言がなされた――「私のことを最もよく知る女性を、妻となるべき者として迎える。その出自、身分その他一切を問わない。」。公爵家の一員となる一…

戦国時代。伊勢の港町を舞台に繰り広げられる歴史ファンタジー。甲賀忍びの出張所「雲」の旅籠を営む玄爺と孫娘の凪。宿に訪れるひと癖ふた癖ある人々のお話し。

闇鍋に、何を入れますか？ 鍋を囲む面々が周囲を見回し怪しい笑みを浮かべながら思い思いの具材をぶち込んだ鍋を前に照明を消し、構えた箸でそっと触れたそれを口の中に含んだ時、どんな食感…

　私は、高校三年の卒業式前日、一瞬だけ、初恋のあの人と友達になった。 　まるで小説とかからの引用みたいだし、ほんとうに普遍的で嫌だけど、私は彼の笑った顔が世界で一番好きだったの…

私と君のあいだのテストみたいな関係

俺、鹿島ユウキは会社から心理カウンセラーとしての契約を切られ、無職へと追いやられた。そんな時に拾ってくれたのは美人社長令嬢の瀬戸田みほ。俺は彼女の父が経営する水族館の心理カウンセ…

商人の娘であるテレサは聖女になるための最終試験に臨んでいた。 幼馴染みでもある魔術師のマキアに手伝って貰いながら試験の練習をしていたのに…… 魔女に任じるってどういうこと！？ …

「短編創作フェス」第1回お題【試験】で書いてみました。 女子高生らの間でまことしやかに囁かれる「人喰いゲーム」。身近に被害も出ているらしい。とある乙女ゲームがその正体だとも言わ…

「うん、やくそくだよ。なにがあっても、わたしは――」 　おぼろげな記憶の中で、私は確かに約束をした。 　それから数年が経ち、私はひょんなことから家族と喧嘩をし、村人たちが『神域…

待ち合わせは午後。 少し早めに到着して、スマホを弄っていればミカが自転車を転がしながら現れた。 明るい髪色が眩しい。焼けた肌の色と相まって、まるで太陽の子供だ。 （高校生の夏、図…

これはきっと、些細な恋愛の物語。 とある男子高校生が宣言した。 想いを寄せる女子に告白すると。 その話を聞いた友人達は応援する。 恋愛は人それぞれにあり得る事。想うか、想われ…

　Vtuber【つじ みやび】様の配信内で企画された三題小説を清書した物。 　『X』の方で『＃ミヤビブリオ』で検索すると、他の方の書いた作品も出てくるので、興味のある方はそちらも…