「独り」を含む小説

静かな夜に独り詠む歌

※ネタバレ注意 「キャラクター設定」 主人公：新儀　颯（ﾆｲｷﾞ　ﾊﾔﾃ）15歳　 普通の高校1年生で、音楽が好きだが特に目立つ事はしない、平凡な生活を送っていた。英語が得意…

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」短歌の部二十首連作部門用作品。

　もとはとある「桜を嫌いな理由」をお題にした短編コンテスト応募作です。 　お題からして、もう「桜の樹の下には屍体が埋まっている」の名言しか頭に浮かびませんでした。 　これは梶…

『そうよ！　ないのなら作ればいいんじゃない！』 トワイライト王国の東部『和州』出身の王太子妃アズキに、ふと一つの天啓が舞い降りる。 結婚初夜、夫となった王太子キョクヤに拒絶され、…

【第29回スニーカー大賞(後期)参加作】 　保育園に通っていた頃にテレビで見た戦隊ヒーローに憧れた巽孝哉は、夢中になってヒーローを応援していた。 　しかし一年も経たないうちにヒ…

　自分のことを考えるって、どういうことでしょうか？ 　将来のこと？ 　やりたいこと？ 　夢？ 　大切なひとのこと？ 　自分の性格？ 　お金の悩み？ 　哀しみや喜び、感情につ…

異世界帰りの俺、丸山コウを待っていたのは非情な現実だ。丸1年の失踪扱いを経て、待っている家族はおらず、高校にも彼女はおろか友達もいない。 でもある日、運命の出会いを果たした。路…

私は心の中にケモノがいる。 ある日、人とのつながりに疲れて、ケモノが暴れだしそうになった。 上司を殴りそうになってしまたのだ。 これはさすがにいけないと、私は旅館に行くことにした…

大好きだったマイナー芸術家のおじいちゃんの作品は、全て生活費のために父に売られてしまった。独りになった今、幸せだったあの頃を取り戻したい。

「昨日物語」あらすじ ハタチになった 大学生、森川チロに 転機が訪れる。 世界的演出家、品川由紀夫の 舞台にデビューが 決まったのだ！ チロの、不器用でいてそれでも ひたむきな…

オカルト好きの女子、御手洗花子が通う小学校に、転校生がやってきた。 転校生は言った。 オトケシって知ってる？ オトケシっていうのはね、人間を襲う化け物のこと。その人が独りにな…

港街はるまちの豪商・八坂木（やさかぎ）家。 私はその分家に仕える女中として、今日も生き生きと働いている。 明治～昭和初期ごっちゃな感じの、似非レトロ日本ふうのファンタジー掌編で…

　『アレはわたしがあなたになった夢？　それともあなたがわたしになった夢だったのか――』 　精神保健福祉士の『朝比奈・美天（あさひな・みそら）』は「ある出来事」がきっかけで全てに…

かつて家族の笑い声があふれていた我が家。 独りになり気付く、自分がいか多くのモノに支えられて生きてきたのかと言うことを。 地方都市で孤独に生きる一人の”おじさん”と不思議な”モノ…

　賃貸アパートに引っ越してきた、私。初めての一人暮らしは、家具家電付きの部屋だった。

本作品は、第10回角川文庫キャラクター小説大賞に応募しています。 本作は「小説家になろう」さんでも、宙色紅葉という名前で連載しています。 また、続編があるためシリーズとしてまと…

澄舞大学で文化人類学を学ぶ香守みなもは、祖母の特殊詐欺被害を澄舞県庁消費生活センターに救われたことから、センターに潜入調査して民族誌（エスノグラフィ）を書くと決めた。様々な悪質商…

　人間椅子はいやだ！ 　王子様に転生して勝ち組人生かと思いきや、その世界は女性上位の女性中心の社会が形成された世界だった。 　日本人だった主人公は当然なじめず、独り、社会へと戦い…