「思い出」を含む小説

作者の実体験が元になっているノンフィクションの恋愛小説です。ほぼ作者の思い出話みたいな感じの作品になると思います。

夏の休暇から戻ってきた同僚、紗英の小さな矛盾に気付いたかおりは……。 会話劇ミステリー。　顔文字あり。（苦手な方、ご注意ください） 第１話〜第６話

少年はいつも、線路の向こう側を見ていた。 何があるのか。 ただそれだけが知りたい。

　クリスマスの午後、僕は好きな少女と会うために町外れの一歩道を進む。男子高校生の「僕」と異世界の王妃である「彼女」が紡ぐ、切なくも美しい物語。「現実は、物語のようにはいかないよね…

わたしは夏葵っていいます。9歳です。夏は、わたしの背より大きい向日葵とか、夏祭りで売ってるよくわかんない青いキラキラとか真っ赤な金魚とかがあるから好き。夏が終わるといつも寂しくな…

近ごろ人気の歌姫「リディアーヌ」は、かつて「リディ」と呼ばれた下町出身の娘だった。綺麗な髪に白い肌、流行の服。軽やかな歌声で聴衆を魅了し、かつての仲間に羨まれる。 幼馴染のローズ…

オマケ・エピソードなどで、チラチラ出てくる加納姉妹のお話。 夢月七海さんの自主企画、「同題異話・１０月号」に参加している作品です。 つづき→きょうを読むひと～イベントにはご注…

―初恋は叶わないとはよく言ったものだ。 私の記憶に残るのは、幼い頃によく遊んだ名前も覚えていない男の子。 ハタチを過ぎた今。そんな温かい思い出は、宇宙の彼方に吹っ…

９月の連休、「空いている？」と一夜先輩が押し付けてきた出雲行きのキップ。夜行列車に乗せられた『僕』は、彼女と地主神・長月様に振り回される羽目に…… 夢月七海さんの自主企画、「…

あんなオンボロのつり橋渡ったのも今は良き思い出。 世界広しと言えど、こんな経験したボクサーはいないだろう。

昔よく、踊りにクラブへいってました。その時毎回妄想していたお話を、20年ぶりに脳内からカクヨムへ書き出すことにどうやら成功したようなので、妄想主婦の日々日日是好日日記より、懐かし…

愛しあった彼と突然のお別れをしてしまった彼女―小山は毎日のように彼の夢をみては泣いていた。胸の奥が空っぽでずっと寂しさを抱えている。彼との思い出が彼女の胸を締め付けていく。苦しい…

ファンタジー、純愛、狩り暮らし。 身分違いの恋を忘れるため、住み慣れた街を出て流れ着いた北の山村。 そこで狩りをしながら、ひとりで生きてくつもりだったけど……。 全１１話。 …

３年前の自分と今の自分を比較しながら、昔の自分の思い出に浸ってみました．

　エルフ。 　美の化身、悠久の時を生きる長寿の種族。 　だが永き時を生きるがゆえ、彼らは膨大な記憶を抱え、それに苦しむ。 　だからエルフは定期的に記憶を整理する。精神を守るために…

＊スマートフォン向けに最適化を行いました（2022/6/11） タイトルそのままの、短編になります。 ト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。 『文字を楽しむ』という意味でジ…

１５年ぶりの同窓会で聞いた、記憶の底に沈んでいたクラスメイトの名前。 行方がわからず、亡くなったという不明確な情報も飛び交うも、人生の交差点によって止まっていた時間は再び動き出…

とりあえず何か書いてみようと思い、あまり褒められたものではないですが、自分の小学校時代の思い出と現在の性格に関わる問題を結びつけて考えようとした作品になります。プロットも具体的な…

　親友、沙織の結婚式に出席するため、カメラマンの愛は高卒後十年ぶりに、東京からふるさと北海道東の港町に帰省した。寿司店の次男、健太だった高校生2年生の時、自分は女性だとカミングア…

　奈津と有紗は、同じ高校のクラスメイトだ。高校から知り合ったにしてはずいぶん仲が良くて、よくつるんでいた。 　夏休み前のある日、奈津が突然「リンゴ飴が食べたい」というので、一緒に…