「ものずき」を含む小説

「白い馬で、桜花賞を勝つん！」 そう宣言した孫娘のために、執念でひときわ光り輝く白い馬を生産した老人。 彼の執念の結晶は、しかし牝馬最強を決める桜花賞には出られない「牡馬」だった…

激動のメイジ時代。 極東の小国は、列強によって滅亡の危機を迎えていた。 北海道の猟師(マタギ)として輪廻転生を果たした元自衛官は、帝国の侵略から日本を守る為に再び銃を持つ。 しか…

自由奔放、悠悠自適。歩く姿は行雲流水。 遥か彼方の異邦の地を、気ままな旅人リコリスは、食べて、歩いて、時に事件へ巻き込まれに行きながら、心ゆくまで旅路を楽しみ尽くす。 隣を歩…

新作落語のようなものです。

　不思議な力を持ち、不思議な話をする「笠待晴」それにつき従う「仰丸」という怪異。蔓延る『怪異』と、限られた人間に開花した『異能』そして、その先で起こる災厄に立ち向かおうという命知…

魔法があり、魔物がいて、冒険者達がたむろしている世界。 その世界に『デバフ』しか使えない上に割とクズな主人公、「クロイ」(18歳)がいた。　デバフだけだから真っ向から魔物倒せない…

　中原がたまに思うことをまとめたもの。チラ裏程度の落書きなので、読みたい人だけどうぞ。

食べると不死になる"灰林檎"。 かつて人々はこの林檎を探し、森へ、山へ、 そして海へ── 人々が通った道は踏み荒らされ、草花は押し潰されて枯れた。欲の行く末まで搾取された大地は、…

「二十余年と幾星霜、この体内に棲まっていたものが急にいなくなるというのは……」 　ゼログラビティ城と諸々群氏の世界遺産登録記念パーティーでの一幕。 　日本の無名の沼「唐巻沼」は…

・加筆修正済み。 ・ライトユーザー向けの参考用創作論 「自分の作品は我が子のようなもの」という主張に、ちょっと異論を記したい。主張もスタンスも尊重しますが、さすがに日本語として不…

自由を望む青年有栖川紫音 紫音は有栖川家の当主になれと言われるがこれを拒否し続けていた そして、星の瞬く夜あるものと出会う

目を覚ますとそこは異世界と呼ばれる場所だった。 「いわゆる、異世界転移か！」 転移された小波 天邪鬼(さざなみ あまのじゃく)は頭を抱えた。 (クッソぉぉ！やっとあのクソ親父が…

御寧山さんが「男の子を少年と呼ぶミステリアスお姉さん」になろうと頑張る話です

【80PVありがとうございます！】 大学入学を控えた久遠伊織は、忙しい合間を縫って山を登り一つの祠を訪れていた。 その祠へ足を運ぶと一匹の子ぎつねが姿を見せる。 この子ぎつねと出…

短歌の向上のための庵。 百人一首をなぞろうかと思っております。 短歌は素人といいますか、知らない用語なども多い人間です。本歌取りなんて語も近頃になって知りました。 こんな人間です…

その名は鬼哭アルカロイド——中学校の入学式の帰り道、生まれたときから見ていた"あれ"に襲われたぼくを助けてくれたのは陰陽連合を名乗る謎の組織の一員レッドさんだった。彼は特異な力を…

騒乱の元は風の強い日にやってきた。王位継承権争いに翻弄される若き王子が逃げてきたのだ。追い縋る追撃者。助けを乞うために、さる男爵邸の扉が叩かれる。 翌日、ハウスキーパーのマーサに…

掃除、神社参拝、筋トレなどなど「運気が上がるのにそれって本当に効果あるの？」と言う物を検証しています。かる～い文体なのでお気軽に読んで下さい。

BL・GLの短編集です。恋愛なのかあやしいぐらいのものもあるかもしれません。性描写があることもありますが、それほど過激なものは今のところないです。メインではありませんが異性愛表現…

多くの子供が黒い剣士によって殺されている、という不穏な噂が国中を巡っていた。最高位の騎士たるジョリスは民を守るべく行動し、運命の四つ辻でオルフィと出会う。 憧れ、陰謀、争い、古…