「＃海」を含む小説

★「おしゃれ」「お母さん」→おしゃれ金平糖ウミウシ ★「いちご」→船形の石珊瑚に住む苺ジャムウミウシ ★「兄」→マンモス白珊瑚の森に住む青い大きめの魚 ★「妹」→マンモス白…

夜寒が身に沁みる、とても短いお話です

上山秋は上司である長谷川苗子に一目惚れした。長谷川は様々な理不尽を押し付ける悪戯好きで、上山は惚れた弱みでそれに抗えずにいる。そんな二人の四回目のデートにて、長谷川は上山に理不尽…

割り切り屋さんはなんでも割れる。 石もガラスも票も海も。 当然、割り切れない想いだって割れるんだろう。

少女は海に帰って。泡となって消える

クロノヒョウ様企画｢2000字以内で……｣に参加させて頂きました。 よろしくお願い致します。🙇🙇

安田峰俊氏の『みんなのユニバーサル文章術　今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界（星海社 e-SHINSHO）』を元に、文章をどう整理し、推敲するか、個人的な手順を簡単…

シングルマザーの秋子は昔の映画を観て 高校の頃好きだった人を思い出す。 彼の事が気になった秋子はSNSを使い彼を見つけ出す。 そしてサーファーの彼がよく行く鵠沼海岸へと向かう事に…

「ここだ！朝までやってるコンカフェ、夜明けのマーメイド！」 様々なコンセプトカフェを渡り歩いている先輩と一緒に、仕事終わりにやってきた。 店につくと、店員が出迎えてくれた。 …

　この国を支えるのは、天にも届かんばかりの大きな木である。 　木の上に国があり、木の下には海が広がっている。 　精霊カカオと異世界人信吉は、不思議な国の話を聞いた。 　美味…

大学生・古谷陵は釣りをしていたが、その日はあたりがなかった。やがて大物をあてるが、釣り上げた魚は、人間にも似た顔を持つ異形の魚であった。その場に現れた老人は、魚を見て言う。人魚だ…

栄 凛久（さかえ りく）は他人との関わりを嫌っていた。 父親からのプレッシャーに友人関係の歪み、それらが彼を今の彼たらしめていた。 そんな凛久が真夜中の海で出会った浮世離れした少…

夜中に目を覚ましたリンは、屋敷の裏手から聞こえてくる歌声の正体を探ろうと浜辺へ向かう。

　天狗の疾風は昔、人間の親友を失った。 　もしも生まれ変わりが現れたら大切にしようと願っていても、江戸時代から現代にまで時代が変化しても生まれ変わりは現れない。 　やがて悪魔が現…

『海の神々に捧ぐ音』 とある西の果てに浮かぶ島国にて。 お堅い役人の青年イルハは、美しい音色に誘われ、海を渡る旅の少女シーラと出会った。 瞬く間に恋に落ちたイルハは、一度、二…

　長い間、心に抱えてきた恋を失ったとある国の青年王。 　政務で多忙を極める日々の中、最近は折に触れて、彼を訪れる精霊の少女がどうにも気になっているが、なかなか進展する気配もなく。…

人魚の棲むという某島を訪れた学者の男が書いた記録です。 板野かも様主催の新匿名コン四季の宴にて、ダミーで参加させていただいた作品です。文体の実験ができて楽しかったです。

@yoasa_sosaku様ワードパレット6番、静謐

人のいない静かな海で、特に何をするでもない時間を過ごす少年とお姉さんの話です。 自主企画『偽教授少年杯』参加のために書いた短編。