「SF 純文学」を含む小説

金字塔が近似塔で、エレベーターがアリゲーター？ 塔が間違えているのか、塔を間違えているのか。 後藤改め誤答まみれの我が塔へようこそ――！ ※この作品はブログ【泣きながら一気に書…

姉は、弟が入れていた刺青を手掛かりに、行方不明になった弟を探す。彫師のもとに残されていた弟の音声。弟は、常人とは違う時間感覚を持っていた。

以前長いことモグリ学生をやっていました。 市民講座などにも良く出ていましたし、また、そこで知り合った先生方との関係で、学会などにモグったこともあります。 とはいえ正式に文学部の…

この世のどこかに、なにもかも無料の村があった。 しかし無料とは本当に無料なのか？　結局のところ有料なのではないか？ そんなアプリをダウンロードする際に感じる疑いを具現化。 ※こ…

ホラー、SF、シリアス、現代、ファンタジー。 世界観ごちゃまぜの、一話完結型のショートショート集です。 一話、900~4000文字くらいのお話たち。 たまに過去作品のキャラがゲス…

「今度会ったらさ、結婚しよう」 彼女はそう言い残し僕の前から姿を消した

――　君の仕事は宇宙人の目的聞きだすことだ！　―― アメリカの宇宙通信情報局《ＮＳＩＡ》と名乗る不気味で胡散臭い組織に、宇宙人とのネゴシエーターとして抜擢された普通の高校生《松…

西暦５０＊＊年。 大日本帝国、オオサカ領、ゼニの町で暮らしていた縫子は、父の所有するマンションの一室で暮らし、自由奔放な生活を送っていたが、堪忍袋の緒が切れた父から勘当を言い渡さ…

世界が滅びるそのとき、わたしは鮫です。レモングラスの香りのクラゲを水槽に飼って、海中で夢を見るのです。

５千年前の地層から発見された手記から息を吹き返したのは今も昔も変わらない人間の営みだった。読み進める内に僕は時の流れが織りなす営みの全貌を見る。

フラクタル（fractal） 部分と全体とが同じ形となる自己相似性を示す図形。 小学館「デジタル大辞泉」より

～本文より～ 　この、自殺する自由を受け入れる施設は、サイン一つで入所できる。何の審査もない。ただ訪れて、受付嬢から手渡された紙に、名前を書くだけでいい。 　入所者は番号札を与…

俺は掃除をしていた。 ガンツに出てくる黒いかたまりから出てくる物質を。 かたまりは「彼女」だった。名前はない。 報酬は、五百万円だったと思う。