「恋愛と別れ」を含む小説

　北宮と南沢。幼馴染の二人は恋人となり、幸せいっぱいの生活を送っていた。 　しかし、ある時連日の豪雨により土砂崩れが発生し、それに巻き込まれてしまったため、二人は永遠に会えなく…

「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト」投稿作品

男が女との別れを決心したのは、昔大好きだったCMを思いだしたから。

夕暮れ時の彼女と僕。

ひとつ恋が終わっていくたびに私は、恋をしていた私を消していく。 それは、過去にするんじゃなくて記憶喪失のように丸ごと全部すてるという事。 大切な人には私を全部受け止めて欲しい、だ…

親の転勤で遠距離恋愛になってしまった二人。 いつしか音信不通に・・・。 再会した時には彼女は一度結婚に失敗していた。 子供の時に結婚の約束をしてた。 僕の気持ちは・・・。

一つのお題に沿って短い小説を綴ります。

春は出会いと別れの季節。 それは、進学や就職だけでなく、恋愛もしかり。 大人になった今だから、大恋愛をしたからこそ、抱く気持ち…。 振り返れば、その季節は春だった。 そんな思い出…

舞台は3月、春のはじめ。 まだすこし青い季節にまだ青い恋人たち。しあわせな夢の時間から覚める冷たさを味わい、一つの曲をもって、彼らはあたたかい春を迎えます。

彼氏と大喧嘩をして別れた後、恨みつらみを書き連ねる自己満足ブログ「哀花」を開設した真梨香。 そこにコメントを残してくれた「星乃夜」という人物は、真梨香の心にひそむ「都合のいいよ…

やさぐれた男がとある事件をきっかけに再び歩き出す物語。 もの悲しいけれど、その悲しみの果ての希望を見出す物語です。 ※）第十五回　坊ちゃん文学賞　ショートショート部門　応…

25年前の北海道、旭川市。冬を迎える直前、すべての色彩を失いつつある灰色の季節。高校生の橘雪乃は、トラックに轢かれ、命を落としそうになったところを、ある青年に間一髪のところで助け…

「お前の世界を変えてやる」 　そう言ってあいつは逝った。まだほんの二週間前に十五歳になったばかりで、将来にやりたいことだって幾つもあると語っていて、しかもそんな時は決まって眩しい…

沙耶ちゃんに似ている・・・。窓ガラスに映る女性の顔を見て、ふとそう思う。地下鉄の車内。時刻は夜６時半を回ったところ。前に座っているスーツ姿の男性が幸せそうな寝息を立てている。よれ…

少女はある日突然過去に行く。 でも、同じシーンでいつも戻ってきてしまう。 その理由には切なくて深い訳があった。

ごく普通の生活を送っていた高校生が、突拍子もない選択をした事により、巻き込まれていく人達。 彼の進んでいく未来には答えと呼べる物があるのだろうか。 様々な人間模様、一つ一つの決着…

僕は黄昏時、マンションのベランダで煙草を吸っていた。すると、すぐ真下の歩道で誰かが僕に声を掛けてくる。「若いうちから煙草なんか吸ってたら、まずいわよ？」僕と彼女が最後に交わした大…

苗（なえ）と樹（いつき）は血の繋がった実の兄妹。 許されない想いに葛藤する二人の前に、一人の少年が現れる。 ――世界を殺してでも、私は樹に恋をする。 ――運命を変えて、俺は苗を…