「純文学ってなに？」を含む小説

望んだ夢を見られる装置にまつわる、依存と自立の物語です。

寂れた漁師町で、夢も希望もないまま康太は二十歳を迎えようとしていた。 人間を好きになれないまま大人になろうとしていたある日、彼はある罪を自ら犯してしまう。

美咲の一日は酷いものだった。寝坊し、忘れ物をし、先輩には振られ…… そんな彼女に、親友の言葉がやさしく響く。 今日がちょっとだけ煌めきだす、ほんわりストーリー。

『お前のためだ』胸ぐらをつかまれたような勢いのある言葉。 言葉の影になる気持ち。 言葉に悩まされては浮かれて信じて──

妻を亡くした初老の会社員謙介は、交際クラブで一人の女性と出会う。彼女は地下アイドルグループのメンバーで、息子のヒロトの推しでもあった。 ジャンル的にはラブコメの要素はありますが、…

気持ちに響いた事を書きます。 このような機会があったので是非書いてみようと思い立ちました。

社会に混迷を与えた感染症の流行から三年が経った冬の日。ユウは一人、寒空の下二日酔いの頭を抱え秋葉原駅電気街口の広場に立った。世間はこの三年でいろいろ変わった。それは止まっていたも…

病魔に侵された妹を救う為、男は噂に聞いた不思議な花屋敷を訪れる

私が目覚めると、古びた階段の途中に佇んでいた。 手には、錆びたネジが一つ。 私の記憶がゆっくりと、紐解かれてゆく。それは遠い、罪の記録──。

良ければ00年代の好きな歌を教えてください。コメントでもレビューでもいいです。 きっと純文学に染めてみせます。 筆が止まった時に作ってます

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首部門参加作品

ケモノのニノ、ユキ、人間のナギ。三つの純愛が交差し、世界は大きく動き出す。

トラブルという名の害虫は、知らないうちに日常を虫食んでいる。等身大の煩悶を届ける美代子のショートショート物語。 【追記】この度、カクヨムWeb小説短編賞2023に参加することに…

後輩に誘われた初めてのデートの話です。

「叶えたい夢.....かぁ。」 私は後ろにある月まで体を仰け反らせて伸びをする。 そして、その月の横にあるちっちゃくて、それでいて真っ赤な星と目を合わせた。 「昔一つあったよ。今…

仕事を休んだ日、外から聞こえてきたのは『おっさん！！　』『おっさん！！　』若者の怒鳴る声だった。ベランダに出て下を見ると、そのおっさんと目が合った。その瞬間から私はきっと彼の味方…

夏になると、母とスイカを食べたことを思い出す ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ 柴田恭太郎さんの自主企画参加作品です 【三題噺＃21】「記憶」「スイカ」「旗」 h…

人口17万の、駅前と国道沿いだけ栄えてる。そんな都会以下田舎以上の片田舎に住む主人公が、世界や自分自身と向き合いながら書き表していく短編集。