「ふたりなら」を含む小説

「こんなの、簡単な話だよ」 　受験に敗れた秀才、久米弥と、そのはとこで好奇心に突っ走る天才、家入才華。幸か不幸か始まったふたりの同居生活と学校生活は、個性的な友人たちと些細な謎…

突発の説話風掌編。

音のない世界の空に、箱庭が浮かんでいる。 物語を愛する人たちの喜びを追いかける、ふたりの姿があった。 カタリィ・ノヴェル。リンドバーグ。 ふたりはほとんど言葉を交わさない。大切に…

山で迷子になったカタリはある女性に助けられ、ひとつのお願い事を頼まれる。 一方、港町に住む作家のもとに、不思議な少女が訪れる。

結婚式の控え室。母と娘のふたりきりの、特別な時間。 純白のドレスは現実味がなく、だからこそ私は今までのことを思い出していた。大好きな父と母のことを。 ――― KAC9参加作品…

お前に足りないもの、それは――！ 情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ！そしてなによりも――！！ 免許がたりない！！ ↓前回の投稿↓ 『どんな場所にも月極駐人所はあ…

　――神よ。ひとりとひとりが出会ったら、ふたりぼっちになれますか？ 人物紹介 ケイ：20代後半くらいの赤髪の神父。吸血しなくても生きていける吸血鬼。クールだが子どもには甘い。こ…

名門進学校に通う古村沙希は高校2年生に進級した。 高校では毎日テスト、テスト。優秀者と劣等者は毎日貼り出され、退学者も続出の過酷な高校生活を送っていた。コイバナ、友達と放課後カラ…

売春宿を追い出された貧民街の少女は、偶々登った丘の上で裕福そうな男に出会う。 その男から声を掛けられて、やる事も無い少女は話に付き合ってやった。 話している内に、全く真逆の育…

　結婚三周年の記念日を迎えた夫婦。ふたりは街で素敵なレストランを見つけました。お店の入り口には、かわいいチョークボードの看板が置かれています。そこには『ありがとう、三周年』と書か…

僕は異常者だ、そんな自覚がある。死んでは生まれてを繰り返す中で、いつもアイツは初めましてから始める。

中学の同級生、恵理子と千歳。 大人になった彼女たちは、今回も三年ぶりに再会した。 ふたりは、特に当時仲がよかったわけではない。 共通点といえば、自殺した女の子のいるクラスにどち…

ただの「人」なんかが魔法なんて使えるわけがない。 友好国の訪問を終えた、帰国途中。何者かに襲撃され、拷問を受けた「竜王」レナリア。 彼女の窮地を救ったのは、魔法を使えぬ最弱種族…

2016年3月26日土曜日。ふたりは出会った。

カクヨム３周年記念選手権 【８日目のお題「３周年」】として書きました。

やくざ稼業から足を洗ったサブと兄貴。 ふたりが始めたラーメン家業はそこそこ人気で、３年目を迎える。 果たして、どうなりますやら？ 演目は「３周年目の話」 噺家は古今亭志ん朝でご…

私はモノトーンの世界に生きている。 そして、この色彩のない世界が気に入っていた。 凪のように静かで。 だから、小野寺小雪が疎ましい。 キラキラしている彼女が近くにいると、ハレー…

はるか未来、地球のどこか遠い場所で。 機械修理屋を営む青年・アンドリューは、ひょんなことから人型ロボット・エフと生活することになる。 エフにはなぜか、燃料として食べ物を食べる機能…

高森元気、２０歳、将棋棋士、七段。 松井直、２０歳、家事手伝い、元Ｕ－１８女子サッカー日本代表。 ふたりが出会って、何かが変わる！ 将棋半分、ラブコメ半分くらいの雰囲気で書いて…

カクヨム3周年記念選手権　6日目