「ふたりなら」を含む小説

生徒会長が、引退する。 次期生徒会長は、僕だ。 文化祭の最後の三分間。 僕たちは、舞台袖でふたりきりだった。 「呉葉（くれは）くん、女の子には慣れてないんだなあってあのときほ…

　藤木恭也は高額報酬のバイトをするため、友人ふたりを連れて山奥にある洋館を訪れた。依頼人の老夫婦が旅行に行く間、ペットの世話をするだけの簡単な仕事だという。 　だが、老夫婦の出し…

一見してありふれた、仲睦まじい若い夫婦。 しかし彼らは、満月のたび、恐ろしい現象に襲われており――。 歪んでいて、理不尽で、温かい、ふたりの闘いの物語。

父親の単身赴任のキッカケで、ある家族が母子家庭的存在に。そんな時に現れたのが、母親の力の支えとなるような綺麗な格好をしたふたり組の女性。主人公、いわいる母親は、社会の言う規律をさ…

ある雷雨の夜。 プロデューサー三上は、年齢制限のせいで卒業の決まったアイドルのレンから不思議な夢の話を聞かされた。 ふたり一緒に意識だけ10年前に戻ってやり直すのだという荒唐無稽…

人々の崇敬を集める大魔術師『懸崖の哲人』の息子として生まれたベブル・リーリクメルド。 青年となった彼は、母が亡くなる事件の切っ掛けとなった父を憎み、魔術師として後を継ぐこともなく…

小夜がラブレターをもらったと、私は知っている。だけど知らないふりを決め込んだ。なのに、小夜はその清らかな想いを伝えようとした。そうされても私は自分の想いを伝えられない。私の望みは…

　カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～ 　４日目のお題『紙とペンと、○○』 https://kakuyomu.j…

西暦21××年。 謎の疫病──アンデッドウイルスによって人間の個体数は緩やかに、そして確実に減少の一途を辿っている。 世界の何処かにいる誰かが「カクヨム3周年記念選手権、3日目の…

「吊り橋効果って知ってる？」 「なんですかそれは」 「極限の状況において、たとえばグラグラと揺れる吊り橋の上に取り残された、ふたりの男女がいるとする。そのとき、かれらは胸の内に感…

彼女の気持ちが分からず一歩進めない男と、口下手で不器用なのにゲームだけは得意な女、大人だからこそ、次へ進む方法が分からない。うまく話せなくてもどかしい、でも伝えたい気持ちがある。…

むかしむかし。とある農村で生まれ育った幼なじみの峰次と美津。 ある日、峰次が縁談の話をしに美津の家にやってくる。 カクヨム３周年記念選手権参加作品

2つの群れの雄と雌のニホンザルのボス同士・・・ 実は、コイビト同士！！ ふたりの合言葉は、 「風船だいすき！！」

地球を救うため、月の皇子に嫁ぐことになった地球の花嫁。しかしふたりの相性は最悪。そんなふたりは現在、狭くて密着せざるを得ない状況下で楽しく口喧嘩をしています。【カクヨム3周年記念…

ふたりの想いと取り巻く環境。 彼が作り出した、考え抜いた舞台で告げたことと答える彼女の心中は！？

小説家志望のフリーライター『僕』は、レンタルJKワカコを雇って身の回りの世話を任している。週に何度かやってくるワカコは掃除洗濯料理をしながら『僕』の相談に乗っている。

　ふたりがけのシートが向かい合っているボックス席に、ぼくはひとりで腰掛けていた。 　車窓は夕焼けを切り取っていた。もしかすると朝焼けなのかもしれなかった。黄金に朱を流しこんだかの…

高校時代に友人になり、大学で付き合い出した男女。 彼が昔から好きだった彼女は、昔は別の男子に恋焦がれており、その気持ちを捨てきれずにいた。 順調に交際を続けつつも、どこか片想い気…

　幼馴染が好きな男の子に聞くいくつかの問題。 「さてさて、問題です♥」 　少女は少年に尋ねます。とてもあまく、危険な、恋の選択肢を……。

『年齢＝彼女いない歴』という時代も今は昔。MMORPGを通じて人生初の彼女ができた『俺』だったが、初めての交際に戸惑う。大好きだったゲームすら楽しめなくなった時に彼が取る行動とは…