「#言葉」を含む小説

『吃音！発する言葉が出なくても。』は、吃音に苦しみ、自分の声を失いかけた少女の物語です。彼女は、言葉を発することの困難さと闘いながら、定時制高校という新しい環境で自己受容と再発見…

自分を言葉にするのが苦手な筆者。 取り敢えず書いてみる。 ぐだぐだ続く感をお楽しみあれ。

KAC2024 第3回お題「箱」参加作品です。第1回でバッファローを討伐した面々は、数年後に別の話題で盛り上がり・・・

十八歳の女の子、レレムは旅の途中、一つの町を訪れた。そこで、人見知りで悩む花屋の一人娘ウェスタリアに出会う。紫の瞳を持つ少女に、レレムは不器用ながら自分なりの「優しさ」で接しよう…

マイホームを探す中年夫婦が、不動産屋の営業の推しの言う「前の持ち主」に嫉妬する話です。 KAC2024 第2回 「住宅の内見」

リアル、そこからの半創作、創作・・思いつつままに 毎日のくらしから、そこはかとなく

生者は死者と言葉を交わすことができない――だが、霊能探偵という例外の存在は、死者たる幽霊の姿を見ることが可能だった。 そんな特異な男の名は、ホムラ。 世界をさまよう少年は、消滅…

レトリック――それは言葉の世界で進化した技術。言葉を飾りたて、時には騙すことさえあるものを人々はレトリックと呼んだ。 (20240308 タイトル&キャッチコピー変更)

総ては彼の思うまま。 KAC2024の三つ目のお題に沿って書きます。任せてくださいヨォ。

特殊能力者の出現により、犯罪率が劇的に増えた現代日本。その裏には、心に闇を抱えている者を悪の道に引き込む男の姿が。 かつて、その男の仲間であった加賀深夜は怪異対策調査官となり、上…

ルナちゃんに告白しないうちに失恋したヨッシーが、２人の子どものお父さんになって。 言葉にしないと伝わらないと、妻の祐奈に言われたことを思い出して。 以前、コメントでいただいたこ…

KAC20243参加作品です。

高校二年生の成瀬光莉は、一年前に日の光を浴びると身体が蝕まれていく『夜行症』という病に冒された。 昼間は眠り、夜にしか活動できなくなった光莉は、夜の学校でピアノを弾くことだけが毎…

始まりは、いつも王国歴五百六十八年四月十五日。 主人公の公爵家令嬢ガネーシャ・ダント・フォクステリアは十四歳。父からファルス子爵家より異母兄妹を引き取る事にしたと告げられて、反…

使いたかっただけです。

食べ物は残したらダメ。 そんな風に言われて育ってきた。 世界中には食べたくても食べられない人たちがいるのだから、と。 子供の頃はピンとこなかった。言葉として分かっても、実感とし…

人がいない寂しい道を、老いた猫がとぼとぼと歩いていた。その後ろを追いかけるのは、飼い主である幼い男の子。 猫はどうして温かい家庭を抜け出したのか、そしてそんな猫に、男の子はどん…

　「私の花みぃーつけた！ねぇ君私のパートナーになってくれない？」 　この世界に住むものには心にたくさんの花を咲かせている。 　その人にとって大事な花が枯れた時、精神が乱れてしま…

友達から聞いた話なんだけどね。 この言葉ほど近しく感じながら信憑性の全くない言葉は他にない。 つまらない遊びより、面倒くさいしがらみより、こんな作り話で興味を満たしてみないかい？…

ミッチー、アズサ、カヲルは、女装男子サークル『オトコの娘同盟』を設立した。 ある日のデモンストレーション後、ミッチーを探しに行ったカヲルが行方不明になった。 アズサは、カヲルを探…