徒然
@kuroi_taira032
第1話syousetu kaitemiru
自分は、自分のことを理解するのが苦手だ。
そう自分を評価している。
というのも、自分の中に二つの声が同時に存在するからだ。
一つは、とにかく声が大きい。反射的な対応をする。あいつに嫉妬する。眠い。人が怖い。未来が怖い。人間なんて全部滅んでしまえ。とにかくネガティブな言葉を吐いてくる。
こういう声に従って動いて、いい方向に行った試しがない。なのに主張が激しい。傍迷惑な「野郎」である。
もう一つは、とにかく声が小さい。わかりにくい。言葉にするまで時間がかかって、自分のことなのに、見逃してしまうことがある。
誰かと会話する時なんて、もっと最悪だ。
ペースを乱す。意見を言えずに終わる。
だから適したとこに当たるように、当たり障りなく対応する。
人にも知られづらいから余計に、その存在感を薄くする。
もうどっちも厄介なやつだ。
だからいつも自分のことは、常に冷静にみられるように工夫して生きていて、それもまた、誤解を招くことがあって踏んだり蹴ったり。
まあいいや、次に行こう。
そんな自分が書こうなんて思った。
描いてみようと思ったのは、友人が書いているのをみて、ちょっとした勇気?みたいなものが芽生えたから。興味だろうか?
彼の書く小説の活字は、ワクワクする。読んでいて楽しいのだ。
まるで、なんていうのかな?もちもちふわふわなお菓子を食べているかのような。
食感?が楽しいみたいな?そんな感じ。
彼とはひょんなことで出会い、運がいいのか、交友が続いている。(きっと彼の努力が身を結んでいると思うが)
周りにもよく言われるが、こんな面倒なやつを相手によくやるなぁなんて関心している。
申し訳なさと、嬉しさと、感謝の念が募っていくこの頃。ちゃんと何かを返せるといいな。
いざ描いてみると
ぎこちなさが拭いきれないな?お堅いな?
なんて思う。
なんで書いてるんだろう、ほんとに。
つい弱音を吐いてしまう。
でも、とりあえずやってみる。
次の改善なんて、動いてからやればいい。
何事も最初は、なんとなくの一歩から。
そう自分を奮い立たせてキーを叩いた。
描き進めると、本当に面白いかこれぇ?
なんて思う。
読者のことはあまり考えてないような、独白。
さながら、自由気ままなエトワールが劇をそっちのけで、踊り狂うかの如く。
構成なんてもってのほか。
いかに自分の中に、小説に関する知識がないかを突きつけられる。
読書感想文の上中下?たまたまのめり込んだライトノベル?漫画?気まぐれで読んだだけの「小説書いてみよう」的なサイト?
記憶を辿っても、どれもこれも役に立たないような気もしてくる。
そのうち教科書でも買って、ノートにまとめて流れを作って効率化して、形体立てて学ぼうかな?でも時間が...まぁ人生長いしそのうちにできるだけ早くやってみよう。
おっともう時間が来たようだ。
この続きはまた後日。
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