「言えない 短編」を含む小説

ウミカはサキという大学随一のイケメン女子学生とお付き合いをしています。しかしサキには、誰にも言えないような、奇妙な秘密があったのです……

執筆当時のメモより。 「愛に生きる人生があるのなら、憎しみに生きる人生があってもいい。それを肯定的に描くとすると、どうなるだろうか、と考えつつ、書きました」。 　もう十数年前に…

「本屋の副業」と、「イザコザ」の話をつなげてみました。時系列で言えば、「イザコザ」、「禁書探しの依頼」、「本屋の副業」となります。思い付きでつなげた作品ですので、どれから読んで頂…

デブ専だけど、太った君が好きだと素直に言えない

老爺：出野長平は若かりし頃から真っ直ぐな人間、己に厳しく他人に優しい人生を貫いてきた。その信念が彼に与えた人生は･･････｡ KAC20237【いいわけ】参加作品をリメイクし、…

犬猿の仲の剣道部員、由木と御堂。 負けっぱなしの由木は、試合で御堂に勝ったら、幼馴染の千夏に伝えたいことがあるようで？ KAC2023 テーマ『いいわけ』参加作品です。

私は年下の彼と、付き合ってる…うんうん、正確に言えば、付き合ってるつもりなのは私の方だけ。 はっきりそう言われたワケじゃないけど、でもわかる。 彼は、そういう人だから――

いっぱい言いたいことがあるのに、人間の言葉で言えないもどかしさ。 元「奴隷」の秀才少年は飼い主となり、才色兼備の加害者少女は飼い犬となる。 ふたりが再会して、どうしようもなく、…

病院で出会った少年と少女。 少女は、少年には決して言えないことがあった。 全てを諦めたわけではなくとも、友達なんていらないと、一人でいいと思っていた少女。 誰にも弱音を吐けなくて…

始まりはよく覚えていない。気が付いたら、そのイザコザは始まってたんだ。 野次馬共が盛り上がり、魔法使いの俺と、筋肉バカのソイツの闘いはヒートアップ（？）していった。 追記 「本…

「……ねえ、親には今夜は真紀の家に泊まって来るって言ってるの。だから……」。この言葉で始まった彼女との深夜のお散歩デート。目的地は、もちろん自分の住むアパート。無論、やることは一…

幼馴染のリコは一言で言えばヤバいやつ。今日もまた混ぜたら危険な気持ちをぐちゃぐちゃに混ぜて垂れ流している。

浴びる程に降り注いだのは、愛の証と言えなくもないもので。 とはいえ、程度はあるものです。 ※KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～　お題2…

ぬいぐるみが好きだって周りには言えなかった。男がぬいぐるみなんて変な目で見られるから。 でも、そこから始まる何かが――

しょ、しょうがないじゃないか、あの時のことって。あの時って、あの時って、ええと、えーっと、何だっけ？ああ、そうだ！あの時って、あの時って、アレがあったじゃないか！えっ？何があった…

俺は軽部忠司。どうやら異世界転移したらしい。こちらの本屋の副業で、俺はどうにか元の世界を目指す。 追記 「イザコザ」と、「禁書探しの依頼」の話とつながりました。時系列で言えば、…

蒼天已に死す──では、次に立つ天は？ おれはお前を信じてるんだよ。それできっと、だからあいつも。 曹操と、荀彧と、夏侯惇のおはなしです。

　某男子高に通う、パッと見は不良寄りと言えなくもない茶髪の派手め男子南城矢萩と、真面目を絵に描いたような黒髪眼鏡の神田夜宵は、家がお隣同士の幼馴染みである。 　見た目も性格も真逆…

　本末真夜は、たった一人、自分だけが自分に双子の妹がいたことを覚えている。確かに、真夜には朝陽という双子の妹がいたのだ。けれど、みんながそれを忘れている。みんな、朝陽なんて居なか…