「旅 歴史」を含む小説

　森深く、夢深く、時の眠る世界樹の森で、天使が見せてくれた夢の記憶。 　中世暗黒時代とも言われる時代の中欧、ここに中世最大の光芒があった。 　中欧シュヴァーヴェンの山岳地帯にスイ…

　旅の神官シャリナには秘密があった。祈りを捧げていない時でも神と対話することができ、しかもその声が彼女の実の兄のものに聞こえるのだ。歴史の裏側を教わりながら、人に紛れる魔族ルノア…

出張先で車が故障し、急きょ電車で帰る事となった一人の青年。向かいの席の老婦人は、彼が思わず口ずさんだ歌を知っていると主張するが…。その歌の歴史をたどり彼のほろ苦い青春が明かされて…

封印してたけど、色々思うところがあったのでもう一回表に出した長編小説です。童話の世界をフワッフワフワッフワ旅するバカップル男女の話、一言でいうとだい◯んどの超劣化模倣です。（言っ…

未来を信じるその希望が、手段により束縛されてはならないのだ。 陰謀渦巻くボアム半島…… 旅の果てに処刑された若き王子に、いったい何が起きたのか？ 王宮書記官の目を通して語られる歴…

若くして海の事故で死んでしまったオレは別の世界で違う自分として転生（？）した様だ。 　取り囲むのは二足歩行する５匹の猫と、オレの心の中に住むもう一人のオレ。 　どうやらオレの魂…

地球到着まであと十年。 宇宙を旅する移民船団ノアは、正体不明の戦艦に襲われる。 一人生き残ったキアラは、千五百年前に消滅したはずの天球儀船プトレマイス号に不時着する。 そこは中世…

　祝！ところざわサクラタウンオープン（11/16） 武蔵野文学賞に参加した作品です。 　希美（のぞみ）は夢を諦めようか迷っていた。ある日、長野県の朽ちた古民家で古い手製のお守り…

【あらすじ】 　この国には八百万の神といって、かつてはどんなものにも神様が宿っていた。王政再開後、この国にも西洋の科学が流入して神様は姿を消した。 　……時は流れて22世紀末、祖…

小学校五年生の糸ちゃんは自分の名前と違って手芸が好きじゃない。でも手芸店をやっていたおばあちゃんがなくなって、自分のために残しておいてくれた手芸セットの中のウサギを作ったら・・・…

あくまで個人の感想、旅先の出来事、旅や地理や乗り物についての雑文などで、観光ガイドとしてはほとんど役に立ちません。記憶力もアレなので、情報は曖昧なうえ、過去に別のところで書いたも…

かつて、この世界には大きな戦争があった。 血で血を洗う争いの中で『僕』は四人の英雄に会う。 これは一体の『ぬいぐるみ』が見た、永い永い戦いの歴史―― ※戦記物のつもりで書…

唐の貞観２１年（西暦６４７年）、１８歳の娘、王玄策を正使とする使節団は唐の都長安を出発し、天竺に向かった。 しかし使節団員たちは癖のある者ばかり。副使の蒋師仁には、この旅が平穏無…

これは、義理の姉妹がイチャイチャしながら、世界を救う物語。 人間と魔族、二つの陣営は長い歴史、争い続けていた。 赤い髪の少女アンナは、幼い頃に両親を亡くし、叔母に引き取られ、その…

——20世紀初頭。世界は帝国主義の支配により分裂と統一が繰り返される中、やがて訪れる混乱へゆっくりと歩みを進めていた。 日本人の青年『シン』はとある影の足跡を追い、世界を巡る…

ちょっとメインのサイトで疲れてしまい、やる気をもらうため、また「完結作を読みます企画」を開催します。 今回は四回目です。 毎回書いてますが、私の作品は読まないでくださいませ。 …

「伝統を軽んじ、神の言葉を理解せず、危険な思想を持つ売国奴。それが転生者である。」 　 　小さな村で平和に暮らしていた一人の少年は、ある日突然前世の記憶が蘇る。不幸にも転生者とし…

目がさめたら、土の中だった。 死霊術師によって呼び起こされたスケルトンの子供は、手足のない少女に出会い、不思議ななりゆきで最初の夜を生き延びる。 記憶もなく肉もない、ないない尽く…

１７世紀アメリカ生まれの錬金術師ジョージ・スターキーが記した”哲学者の水銀”の製法。それは、銅を金に変えたり永遠の命を得る事が出来る奇跡の水。ロンドンで実験助手をしていたイーデン…

『越境者たちの眼差し』本編執筆開始前に、作者が作品の世界観を掴むために書いているものです。なのでこれから本編に登場するエピソードもあれば、完全に小噺のみとなっているものもあります…