「ただわたしだけが」を含む小説

「母」と息子である「わたし」の物語。 感動なんて、ココには無い。

毎朝、早起きをしてお化粧をして 家族のために朝ごはんをつくる―― ５分で読めるショートショートショート６６作品目 １００作品まで毎日公開！

少女向けラノベのヒロイン・聖乙女アンマリアに転生した“わたし”。しかし原作には存在しないはずのキャラクター・通称“天使ちゃん”が現れたことで環境は一変。今までわたしをちやほやして…

平資盛の正室・藤原基家の娘については、名前はもちろん生没年もわかりません。平家滅亡後の動向も不明です。 ふたりの間に子どもはおらず、建礼門院右京大夫の存在もあり、夫婦仲はそれほど…

デジタル決済サービスやサブスクリプションを何の迷いもなく利用する母と、その手のサービスに違和感を持つ「わたし」。正月に帰った実家で、母が正しいのか、自分が正しいのか、「わたし」は…

蒲田行進曲の「私の弟、階段落ちで死にました」を言いたくて、この世界に来ました。 でももう蒲田は古いんだと思います。 自分で蒲田行進曲演出しようと思ったけれど、やっぱり銀ちゃんに…

ある日。自分の体はある一冊の本に変わってしまった。わたしの思いは詩のように。 ああ、それなのに。 二度と読まれない本になる。 だからどうか、わたしみたいなのがいたってこと、忘れな…

ほんとうは、おんなのほうから言い出した。 これは創作の物語。いのちを粗末？ ごもっとも。 だってわたしは、今からこの人と、一生のデェトに行く。 カフェの女給も、貞操観念を持たせる…

窓の向こうに見える町は崩れていて、空からは青白い光が不気味に差している。誰もいないはずの校舎で白瀬くんと出会ったわたしは、誰かのことを忘れていく。 ※災害描写、死亡描写がありま…

カクヨム文芸部公式自主企画 恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ男／沼らせ女」へ参加作品です。 ダメ男に関わって、駄目になりつつある女の話。

ホーリーバビロン。 聖書というものがある。 ホテルの一室なんかにそなえてあったり、牢屋で罪人に渡されるあれだ。 序盤しか読んだことはないがキリストはこういう。 汝、隣人を愛せよ。…

「わたし」と恋人の有馬くんとの、卵焼きをめぐる他愛のないやりとり。それはとても微笑ましい光景で、でも、ふたりの未来にまちうけるものを、わずかに暗示しているのかもしれなくて……。 …

キャラクターだって生きている。だから、気持ちを抑えつつ、声が割れても。リップ音を練習したり、口の中の唾液の音にすら気遣いながら。 わたし。 あなたの苦しみを、演じるわ。 それはと…

わたしは魅了の力を持っている。病で亡くなった母から受け継いだ魔法の力だ。母は『賢く使って幸せになりなさい』とわたしに言った。 わたしだって昔話にある、悪役の『魅了の魔女』みたいに…

　――大好き。 　決して叶わない恋だとわかっているけれど、夢で想うだけで、幸せです。 　そう思っていただけなのに、なんで、こんなことに……？ 　ワケあって、伯爵邸の屋根裏…

聖女の護衛騎士エドは彼女を愛していたが、聖女の命はあと数日で尽きようとしていた。 自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」に参加しています。 https://kakuyomu.…

１７のわたしは、 「この人を、だまそう」 と、決めた。 純粋ではない、混ぜる前のカフェオレのような気持ちで。

「わたし」と君。 出会わなかった2人。

めずらしく詩を書きました。縦組みがおすすめです。 ＊クロノヒョウさん主催の自主企画「第6回『1000文字以内でミッション全てクリアせよ』」に寄せて書いた作品です。