「SF・ロボット」を含む小説

　遠い未来、遥か彼方の星々のどこかで。 　不条理によって戦争に叩き込まれた元少年は、少女となって、二脚歩行型自律支援兵器―――シミュラクラに乗り込み、戦うことを強いられる。 …

主な登場人物 『アッサド国』 エドナ・アルバーキー 紺色の髪で右側眼帯　華奢であまり喋らない男 カドルク・マルベル 茶髪でオレンジの瞳でサングラスを持ち歩くチャラめな男 ア…

人体が巨大な異形へと変貌する病。 文明の崩壊を食い止めるため、人類はその患者を生体兵器に転用した。 これは、終わりの見えない防疫戦争の中で引き裂かれた、少年と少女の物語。

様々なロボットを製造する実験施設。 表向きは人類の生活、発展に寄り添ったロボットを販売しているが、 施設が最も力を入れて製造するのは「他国調査」と呼ばれる、「他国スパイ」ロボット…

M氏には一緒にいて十五年になるロボットがいる。 何種類かのテーブル・ゲームを雑談を交えて遊んでくれるという代物だ。 もう世代が古く、知識も時代遅れのものになっている。 そんなロボ…

　４月、新年度。人型ロボ・ミケランジェロとそのマスター・青空ひまわりは、所属する「穂妻総合学園ロボ研究会」の悲願である部活昇格を目指して、新入部員勧誘に東奔西走する。 　自治会（…

時は2XXX年。完全無欠のアンドロイドの少女ソラには、ある一つの欠陥があった。それは、ココロを持たないこと。ある日、管理者である創太により、アップデートが行われたのだが⋯。

テクノロジー発展に反対する1人の画家と、そのアシスタントロボットの物語です。 会話少なめで読みにくいかもしれませんが、良ければ最後まで楽しんでください。 ちなみにこのストーリーも…

ある日、小さいけれどとてもきれいな石を拾った。 その石は、宙（そら）からの特別な贈り物だった―― その存在がどんなに小さくても、ちゃんと見ようと想うなら『大切』は見つけられる。…

“マリオロイド”なる人型ロボットが一般化する程度には未来で、かわらず人間同士の諍いが社会に横たわる程度には現代のままである水に沈んだ街、リオ。 軍警の一刑事であるラセルは、夢も…

規制が厳しくなって、ミステリが発禁となった近未来。ミステリを生成できる違法な小説執筆AIを開発する闇商売で生計を立てているプログラマーの女・洲原は、行き倒れていた少女・ココロを助…

　両足が機械の義肢であるギルは、行き倒れた青年を拾う。お人よしな店長と青年と一緒に仕事をしていく中で、ギルは青年が知られたくなかったことに気づいてしまう。かけるべき言葉は、ギルに…

あることがきっかけで火星でのプロ野球生活を辞めて地球のレストランで働いていた選手ロボットが、旧友の言葉に一念発起して再びプロを目指す話。第3回かぐやSFコンテスト落選作。

　時は第二次世界大戦、ドイツは「戦闘機に四肢をつけて銃火器を使えるようにすれば強いのでは？」と思い立ち、戦闘機に四肢を装備した人型兵器を開発。戦後、連合国が設計図を接収、世界で広…

　御剣　慎悟(みつるぎ　しんご)は、会社の後輩である神谷　和也(かみや　かずや)に誘われてゲームを始めた。 　それが神々の創った死の遊戯(デスゲーム)だと知らずに…　

ひょんなことからアンドロイド(ロボット)と一緒に暮らすことになった主人公。 戸惑いながらともに時間を過ごすうちに、徐々にアンドロイドに惹かれていく。

2020年9月、地球には一見するとこれまでと変わらない日々が流れていた。そして人々はそれがこれからも続くと思っていた。 だがその思いはある日突然崩れていくことになる。それも世界を…

情熱をもって入った会社で、やばいうわさが舞う。「誰かをわざと不幸にしてから勧誘するっていう教祖が、いるらしいぜ？」困ったぞ。「そういえば、この会社のあるビルの上は、何？なんだ」そ…

　山の中に追いやられた種族褐色の肌をもつオルカメ族。彼らの命運を変えたのは一冊の本と一人の少女だった。