「超常」を含む小説

疳という蟲をご存知だろうか。 疳とは、人間の感情に呼応し、増幅させる寄生虫のことである。 しかし、中には感情の沸点を超え、疳によって興奮を抑制することが出来ず、破壊衝動を起こ…

わたしはよく不思議な体験をしていて、それは小説を書く際の参考にもなっています。 精神的な障がいがあるので幻覚かもしれません。ですが、中には幻覚では説明できなそうなこともあると思…

1章　7年7晩 7年前の事件で負傷して刑事職を辞し探偵となった斉藤佳助は、神崎海未を名乗る女子高生の依頼で、市民を守れず相棒を亡くした事件から目を背けた事実を直視し、その中で過去…

何処にでもいる普通の高校生“山田煌” 彼は入学初日に学園の先輩である“新岬”に出会う。 ひょんな事から彼女が部長である霊験灼か解明部に入る事になり、神仏から都市伝説まで様々な超常…

　星好きの男子高校生、宇野悠星は天体観測のため向かった学校の屋上で一人の少女と出会う。 　水流田雫と名乗った少女は困惑する悠星の前で勝手に話を進めると、金平糖を取り出し口に放り込…

　第二次世界大戦終結後。来たる冷戦、テロ、そして『超常犯罪』に備えるため、日本を含めた西側諸国で作られたのが『特別認定武装私人』制度である。 　彼らは通称『特武』と呼ばれ、法律…

主人公、気延褒津は「作家は体験した事しか書けない」がモットーの作家。 気延は日常で奇妙な出来事に遭遇しては、それを種に創作活動を行なっている。 気延は様々な超常現象に遭遇しつつも…

国際的怪異創作のSCPを軽い気持ちで触れられるように独自解釈。 タイトル: SCP-040-JP - ねこですよろしくおねがいします 作者: Ikr_4185 ソース: htt…

頼りにならない兄貴と、ちょっと生意気な語り手の、超常現象が何も起きないゆるーい現代妖怪譚。 あそこにもここにも妖怪。あなたの隣の妖怪奇譚。 基本的に一話完結で、全１２話です。 …

学園国家サイバイガル。そこは世界各国から老若男女問わず生徒が集まる、史上最高の教育機関。 だがこの国では、『カース』と呼ばれる不可思議な超常現象が散見されていた。 学園の三年生・…

時空超常奇譚７其ノ五. 世界的に開発された翻訳機が故障した。世界に混乱が起こる事が予想された。 だが、何故か開発者はそんなもの直すのは簡単だと言い切った。 何故なら、イケず☆ト…

時空超常奇譚７其ノ四. 敷衍泡話. 人は何の為に生きるのだろうか。そこには、きっと大いなる生きる意味がある に違いない？ 悪魔が男に絶望を与えたが、男は満足げに笑った。悪魔は首を…

西暦２００３年。中学三年生の火渡氷哉は、夏休み明けの新学期に転校生の美少女・時宮哀と出会う。出会ったばかりの彼女に、今夜二人きりで会いたいという旨の手紙を渡される。 そして夜、不…

時は太承（たいしょう）。巷では器物に取り憑き怪異に変える〈悪霊〉が密かに猖獗していた。人々を守るため、子爵家の令嬢・緒都と食客たちが走る――大正日本と似て非なる世界の超常禍劇。 …

時空超常奇譚７其ノ四. ある日、空から猫がやって来て木星の水素をくれと言う。 言われたままに木星に行くと、そこにいた犬宇宙人と 戦争が始まった。 だが、彼等の本当の目的は他にあ…

時空超常奇譚７其ノ弐. 男は颯爽と商談へと向かう。西新宿のそのビルは 不思議な空間になっていた。 平屋建ての建物のエレベーターには54階の表示があり、商談先も54階にあるのだ。 …

日常系SFメタフィクションミステリー なろうでも読めます

　宇都宮に引っ越してきた少年は頬杖をつき、物思いに耽る。少し変わった友人もできた、彼女……ではないが好きな人もできた。両親との関係もそれなりに良好だ。 　少年は幸せともとれる…

地球以外にも知的生命体は存在する。そして、それらに超常的な技術と、いつ宇宙の終焉が訪れるかを教えた者がいた。最初の名を名乗らないそれは、予言者と呼ばれ強く信仰された。 　しかし、…

　俺だけ魔法が使えないとか、なんの冗談だ？ 　俺、相沢ワタルは平凡で一般的な高校二年生である。 　成績は中の下。友達も少なく、誇れるような特技も趣味もこれといってない。 　そん…