「脳 記憶」を含む小説

私の作品『実体脳内会議』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054887965802 )を、キャラクターと作者ではなく、自分の分身同士でやってみた…

目を覚した場所。 知っているはずなのに、「そこ」を示す言葉が脳に浮かばない。 浮かぶのは、個々を表す単語……。 困惑する俺の傍らに立つ彼女。 「彼女」は忘れてはいけない人だ…

　記憶のバックアップを取り、かつそのデータを自由自在に過去と連結出来る装置「アーエロン」が開発され、使用可能になった未来の物語。 　誰もが自らの過去を自由自在に改変出来る様になっ…

山下透は深川明子を愛している。 ところが彼女は心に深い闇を抱えている。 そんな明子の記憶はサイバー攻撃の標的になり、脳がハッキングされてしまう。 サイバー・バイオハザードへと続き…

ほぼ毎日、夢を見ている。 顔の知らない友達と遊んだり 魔法学校の生徒だったり 夫婦で商店街を歩いていたり すべて私の脳が記憶を拾って集めて作ったもの。 万華鏡のように一瞬だけ象…

　何と異世界転生や異世界転移の実現可能性を、量子論と集合的無意識論とで論理的に実証成功‼ 　これから先この作品を知らずして、『異世界』作品を書くべからず！ 　これぞアンチ世界間転…

10年に渡る内乱を終え、100年の平穏を過ごす国、アフタリスタ。その片田舎の平民として生まれた少女スカーレットはある日、前世の記憶を思い出す。 [白銀の戦姫]そう呼ばれた同じ名前…

ほぼ毎日、夢を見ている。 すべて私の脳が記憶を拾って集めて作った。 万華鏡のように一瞬だけ象ったもの。 せっかくなので ここに記す。 『万華鏡散歩　1 夢のなか』

格闘家高橋枢名は、「カナタ」へと続くマンホールを探す女楽香、仮面を被った呂井人と出会う。三人は「カナタ」では仲間で、こちらの世界「コナタ」に使命を帯びてやってきたという。 信じら…

世界は変わってしまった。 色のない世界。 悲哀のない世界。 なくなる一時の記憶と、気持ち。 少年の願いは、残酷な結果で現れた。

　『超能力』や『超脳力』が、超心理工学《メタ・サイコロジニクス》という、西暦の『一周目時代』には存在しなかった、電子工学《エレクトロニクス》に代わるテクノロジーとして普及化された…

【講談社NOVEL DAYSにてリデビュー小説賞受賞・書籍化予定】最愛の妻・皐月を突然の事故で失った彰は、鬱々とした日々の中、道端で手渡された「『パンドラ』で未来のバカンスを！」…

羽間は交通事故によって脳に重傷を負い記憶と感情を無くしてしまう。その時の事故で妻と娘は行方不明。三年近くに及ぶ入院生活から退院後、友人仲村の手助けもあって都市伝説番組のライターを…

突然心室細動（ブルガダ症候群）が起き45歳にして人生初めての入院からの日々の生活を忘れないように思い出しながら書く。（高次脳機能障害のリハビリを兼ねてますスミマセン。）

二十一世紀後半、非Sch兵器によるテロへ対抗するために組織された量子化現象情報収集室――通称シキモリ――。その管理官で脳感応能力者のトジマは、シキモリとの契約を希望しているユミナ…

地方紙記者の関が取材で出会ったホームレスは、知的美女であった。しかし彼女は月から来た、などと痛い発言をする危ない一面も。 そんな彼女が謎の暴漢に襲われる。その事件の背景には、数年…

特殊体質の少女と出会い、主人公の閉ざされていた心が動き出す話。時間とか記憶、存在や世界について、そんな話です。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありま…

とある事件をきっかけに先天性の脳障害をもって生まれるようになった人類は、わずか数分の記憶すら自己の能力では保てない。人はそれを『魔法使いの呪い』と呼んだ。そこで登場した技術『メメ…

　忘れるという作業は私にとって実に容易で難しい。今もぼんやりと書棚の前に立っているが、一体どの本を探しに来たのか思い出せない。それにも関わらず、隣の寝室から聞こえてくるモルダウの…

　203X年。人類は平和的世界の持続にこそ成功していたが、未だ中小規模な紛争や諍いは絶えなかった。人口増加に伴い資源問題は緩やかに人々の危機感を高め、格差社会は助長される一方。そ…