「少年 童話」を含む小説

パロディです 投稿練習も兼ねて

とある世界に、丸くてそれなりに大きい国がありました。 国の統治者は昔から「アンデルセン」と決められていました。 その魂は死とともに次のアンデルセンへと受け継がれます。 真ん中の…

石畳の冬の街。 少年イエルバレットは、学校にも家にも居場所をなくし、あてもなく街をさまよう。 空き地に捨てられた馬車を見つけた彼は、その中で眠りこけてしまう。 目を覚ました時、周…

１本の林檎の木がある。その木(レイ)は、ある子供(ザック)と大の仲良しだった。 子供は、林檎の木で木登りをしたり枝にぶらさがったり。林檎を食べたり… 子供は、その林檎の木が大好き…

少年と少女の想い出物語

昔々、あるところに。 そんな面白みの無いありきたりな冒頭から始まるこの物語。 でもそのありきたりなお話の中にいるありきたりな少年は、少女は、何を感じて、何を思うのか。 ありき…

夭折の童話作家・灰条色を敬愛する高校生、神住月白と榊陽高。かの作家の未完の遺作が存在するという噂を聞いた二人は、大きな手掛かりを得て夜の旧図書館へ忍び込む。そこでついに『灰の国』…

昏睡状態に陥った大学4年生である小柳 居世（コヤナギ イヨ）の前に現れたのは狐のような犬のような生き物。 「世界中に根付く7つの地縛霊魂を集めることができれば生き返る」 …

流れ星に三回お願いしたら叶うって、一体誰が言い出したんだろう？ 「いいこと思いついた。流れ星が消える前にさ、捕まえちゃえばいいんだ。そしたらお願いし放題だよ」 リューとウィル…

いつも笑顔の彼女は街の人気者。 今日も若草色のドレスの裾を翻して貸本屋さんに出かけます。 だけど彼女には『友達』が一人もいません。 ある日彼女の前に現れた『笑わない』少年。 た…

ある日、少年は大切な人を失った。一人になった少年が、ある少女と出会い何かが変わってゆく。 心の揺れを書いた大人向け童話。

　昔々、あるところに夜の国がありました。 　そこには草木も人も獣もなく、ただ闇とぼんやりと輝く光だけがありました。 　そこはとても寂しい王国でした。 　やがて寂しすぎた王国は、…

祖父母からもらった素敵な傘ぼうし、急ぎ足のトレフ、そして魔女ニーナとの出会い。

不思議な花屋と、そこに迷い込んだ少年と、彼が出会った五つの話。 『小説家になろう』でも掲載中です。

処刑人の刃は、今日も罪人を屠り、血の雨を降らす――。 首斬りサリアと呼ばれた少女と、その召し使いとなった少年が織り成す、短く切ない物語。

ある日、二人の少女が戦っているところを偶然目撃してしまった佐倉孝矢。それがきっかけで、『いばら姫』北城和葉と出会う。 人の中に眠るという『物語』の力と、童話の名を持つ『紡ぎ手』…

回路や導線を抱く巨木「機械樹」で覆われた大森林。 「やみがおりたら　であるくな　アラネアたちに　くわれるぞ」 遥か昔より、誰もが子供の時から口ずさむ「言いつけ」は絶対だ。 ところ…

ある港町に、子どもにしか見ることのできない、見習い魔女のルチが暮らしていました。 ある日、波止場で海を見つめる少年と出会います。 少年はルチに「願いを叶えて欲しい」と頼みます。 …

複数のエピソードに分かれた滅びの物語。 第1章　予兆 　未来を映す鏡と死神。そして地球の滅亡を告げにきた少年と滅び行く世界を見つめる少女の物語。 第2章　精霊たちの黄昏 　人類…