「人間として SFファンタジー」を含む小説

　気が付いたら森に居た。何を言っているのか自分でも分からないが、陸軍軍曹ニコラ＝古河は見知らぬ場所で巨大なトカゲに襲われているエルフの子供を助けていた。子供の村に厄介になりつつフ…

神代の世界。そこは神々の力を継承した人間たちが、神々の代理としてその役割を代行する世界だった。ある時、魂の代理神が力の継承に失敗したことを契機に、人類は滅びに瀕することになるのだ…

　一〇年前、『マクスウェルの悪魔』が現れてからこの世界は一変した。 　実体を持たず、人の記憶のみを奪い去る怪物。その怪物は人間が密集した場所に出現しやすい傾向にあるため、人々は等…

人間ってなんなのだろう。 どこからが人間で、どこからが人間ではないのか。 人間である条件とはなんなのか。 それは――。 わたし、鴉日黒菜（からすがくろな）は今日から晴れて高校…

大洋に浮かぶポータラカと呼ばれる島の住人は、生まれてから三十一年で例外なく息絶えてしまう。どんなに健康であっても、明朗であっても、三十一年ぴったりにこの世を去る。伝説によれば、そ…

一人暮らしの部屋に声が響く。 といっても、それは僕の声ではないわけで。 どうやらそれは先日海で掬ってきた、今、僕の目の前の水槽でふよふよと浮かぶ"そいつ"から聞こえた声、なわけで…

見えずとも　確かにそこに　愛はある 主人公、八意単衣。幼馴染に告白するもブサイクな彼はあっさりとふられてしまう。 見た目の良さに惹かれるのは人間の本能。仕方のないこと。 しかし…

第三次世界大戦勃発のカウントダウンが迫ってきている時代。 日本は軍隊の保持の憲法改正を行い、正式な軍を持てるようになった。 これと同時期に生み出された強化剤と超化剤という薬によ…

何をやっても上手くいかずやる気が出なくなっていた主人公”瀧澤駿”は行方不明になっていた親友とその父親の謎が全て解ける出来事に異世界で出会う 人間の作った異世界で人間同士の争い、他…

短編作品です。 ジャンルは「恋愛+SF（近未来）」になります。 ライト文芸的な立ち位置の作品に仕上がったと思います。 すこしでもいいなと思っていただけたら、レビューやコメントでの…

地球の並行世界からクローン人間を日本に派遣して昔話の成立を支援する「日本昔話成立支援機構」。そのクローン・キャストとして20年間、働きづめに働いてきた茜（機構登録番号M1989）…

無機の少女は泣いていた。人間に兵器として使われ、蔑まれ、死にゆくのだろうと･･･。ある少年との出会いが、無機の少女の運命を大きく変える。そうそれは、人類の破滅への運命へと･･･。

少年は世界的な流行り病〈新型ナルコレプシー〉を発症し、植物人間になってしまう。 しかし、精神は夢の底〈第三夢層〉に落ち、なぜか予言の子として戦地へ向かう事に。 〈第三夢層〉に…

人類が長年追い求めてやまなかった夢、不老長寿。 それを長年の研究の末に実現させた科学者ニコル・ルーヴィエは、次なる目標を世間に掲げた。 それは、不老不死。小説の中にしか存在し得な…

アンダーワールド、世界中の人間をゲームの世界に閉じ込めた元凶。彼らは今まで冒険者として、多くのモンスターやボス攻略をしてきたが、いつの間にか、それは、人間同士の戦いへと変化してい…

別世界からこの世界へやってくる怪物たち。 その理由は分からないが、ただひとつ言えるのは、それらの存在は生物の危機であるということ。 特殊な能力を持った人間が、その怪物を倒すため…

　一年半前から地球では支配者が選ばれるようになった。 　とは言っても任命されるのは外国の大人ばかりで毎日の生活にはほとんど変わりがない。そのため、八王子に住む遠藤ケイスケはそれほ…

前作「霊はいつもそこにいる」の続編です。前作を読んでからでないと話の繋がりは分かりにくいと思いますが、二部を読むだけでも理解していただけるよう、拙い文章ではありますが精一杯書きま…

都立高校に通う”相川舞夜”は、自分に宿る『霊』（スピリット）という能力を持っている。しかし、彼女以外にもそれぞれ別の能力を持っている人間がおり、『霊』を利用して悪事をはたらく者と…

機械と人間が暮らす都市。 その都市で不思議な事件が起きる。 機械人間が次々と行方不明となったのだ。 それぞれの人間たちが奇跡を起こす群像劇。