「しあわせ」を含む小説

　あたしはしあわせだった。 　とてもとても。 　しあわせだったのよ。 　小説よりは詩に近いかもしれない、すべりこみの同題異話SR『微笑みを数える日』２作目です。 https:/…

泳ぐことができない 不自由なからだの人魚のおはなしです。

苦手なあの子と、二人きりのクリスマス・イブ　／　暗い海を独り越えた彼女が目にした、輝き　／　古びた大衆食堂に、舞い降りた天使とは　／　結末は悲劇でも、それでも彼は幸せだった。 …

（※直接描写はありませんが、主人公ふたりの過去に関連して、殺人や虐待、自殺などを思わせるワードが出てきます。苦手な方は回避してください） 　ほとんど動かなかった彼女の表情が、こ…

娼婦の子として生まれたティッサ。 父親の顔は知らない。母親は今日死んだ。 盗みのために右手を失くした。 ティッサに新しい右手を与えたのは、母を訪ねてきた指物師のキィス。 キィスに…

　結婚してまる１年の令和１年11月11日。なんか、もとからおめでたいのに、さらにおめでたく感じるのは気のせいだろうか。 ※令和１年11月11日11時11分に公開したかったんです…

にんげんのてでつきをつくれたらさぞうつくしいでしょうね。 よるもあかるくてみんながしあわせになるでしょうね。

　サンは領主の息子だった。 　親の決めた美しい婚約者との関係は良好で、血の繋がらないかわいい妹も自分を慕ってくれる。剣術指導の女冒険者も姉のように厳しくやさしく自分を指導してくれ…

※直接描写はありませんが、自殺や虐待などをにおわせる表現があります。苦手な方、またハッピーエンドをお求めの方は回避してください。 　彼女に出会ったのは、一年まえの今日。木漏れ日…

「紹介したい人がいるんだ」 その言葉をいつかは父から聞くことになるとは思っていたから驚いてはいない。でも、まさかその相手が男だとはその時の私は全く思っていなかった。 小学生の時…

2017/12/16

甘い恋、せつない恋、終わった恋、涙した恋、忘れられない恋、しあわせな恋たちの詩(うた)。

この恋は、誰にも認められない。 この愛は、誰にもバレてはいけない。 日本政府によって恋愛を制限された世界で、生きづらさを感じながら愛し合う兄と妹のお話。

『かわいいかわいい愛娘。 私とあの人の大事な子。 さぁ、今日はお伽噺をしてあげましょう。 最後はめでたしめでたしで終わる、とっても幸せなお話よ。 …

私は周囲の空気に溶け込むように暮らしてる。異端扱いされたくないから。 あなたは空気として扱われてる。どう見てもおかしいから。 その違いがわかる？

一人一人が癒されていたら。 きっと、家族や友人も癒されて 自然に世界が癒しの渦になる♪ そんな素敵なミラクルが起こりますように(^o^)

人生で起こるすべてを味わいつくすべく、 幸せの定義をテーマにクイズバトルが始まる。

無気力に日々を送る主人公の宮下鈴はある日、偶然に見かけた「理想の男」に一目惚れする。 この出会いを一方的に「運命」だと確信した鈴は、その思い込みと情熱のままに相手へ近付こうとする…

大学生の丞はサークルで知り合った一つ年上の一花とつき合い始める。二人で過ごす時間は小さなしあわせの積み重ねだったが、ある日、友人・田代の恋人・澪を見てから丞の日常は少しずつ変わり…

昭和四十三年。中学生になった萱島透子は、登校中の踏切で不思議な少女と出会った。