「#日記 ＃短編」を含む小説

昔、夢日記をつけていた時期があった。 支離滅裂な単語から、徐々に解像度が上がっていくのは何とも面白い。さらに夢占いにかけてみることも毎日の楽しみだった。 飽き性の私は、自分でも気…

植物学者のカツミは、大学生の時からの友人かつ想い人であり、同じく植物学者でもあるサキの訃報を聞いて彼の研究室へ向かう。そこにはサキと同じ姿をした何者かがいた。サキの遺した日記によ…

ある春の日、私は夫に誘われて映画館に行くことになった。 おじさんだらけの館内に気圧された私を待ち受けていた「お祭り騒ぎ」とは……？ 平凡な主婦が体験した、バカバカしくも愛おしい…

　地味で取り柄の無い少年と、ツンツン彼女の織り成す青春物語―――？？

大学生の私は何かを残したいがために日記を書き始めることにするが、ろくに日記も書けない。自分への嫌悪、変えようとしても変わらない自分、私ははどう変わっていくのか。

月光が差し込む埃臭い大学の一室にて、二人の青年は交換日記に励む。 けれども、それはどこか仄暗く、不気味で、怪しい。 狂気に浸されたような彼らのやり取りはどこまでが現実で、どこまで…

【あらすじ】 死にたい魔女による魔法実験で生み出された命は、魔女を殺すことをプログラムされた人形。そして殺せないものは記録に残したあとは処分される。 そしてそんな魔法実験は、とあ…

気づいたら見ず知らずの和室にいた「私」は「先生」に「ここで飲み物を作ってください」と突然告げられる。 なんの疑問も抱くことなく、私はいちごを手に取った。 （作：秋りんご）

とある異世界のとある国でひとりの勇者が召喚された。 彼の活動を記録するためにひとりの窓ぎわ文官が割り当てられる。 この物語は、自由過ぎる勇者と本来彼をサポートするはずの姫に振…

１学期最後のホームルーム。 新美　優香（にいみ　ゆうか）はそこで配られた夏休みの宿題である『日記』に怪訝な表情を浮かべた。彼女は日記が嫌いなのだ。しかし、宿題になった以上やらない…

ある日を境に毎晩、死神を目撃するようになった一人の男性。 その死神は自分を迎えにきたのだと悟り、死ぬまでの間その奇妙な出来事を日記に記そうと決めた。 しかし死神は彼の前に現れ続…

2か所の精神科で「健忘症」と言われた私がとりとめのない日常やその時感じたことを書いていくだけ。欠落していくものをかき集めて自分を取り戻していく作業、自分を見つめることもせずひたす…

ある日、小さい地震があった。 小説家になろうにも掲載しています。

人の通らない路地裏で唸る自販機の灯り。 そこに1人佇み、耽ってみるのが趣味。