「聞こえてくる」を含む小説

噺家としてパッとしない日々を送っている蝶腹亭半角。弟弟子にも追い抜かれ、焦りを募らせていたある日、彼の元へ謎のメールが届く。開いてみると、亡くなったばかりの師匠・全角の声が聞こえ…

通学路に、後ろから聞こえてくる水の音。 マシロは怖さを振り払うように走り、友人のあかりのところへ行く。

2036年、世界中で電話が繋がらなくなった。それは全ての始まりだった。テレビラジオ、インターネット。電波を介した機器は全て不調を起こして使い物にならなくなり、デジタル世界からアナ…

受験生の正俊はクラスの中で一人陰鬱な気持ちでいた。 聞こえてくる会話は勉強のことばかりで息が詰まりそうだった。 「人を呪わば穴一つ」 彼はそう呟いた。

※こちらでの更新は停止致しました。それゆえ物語は途中ですが完結扱いにします。 今までご愛読いただきありがとうございました。 ※追記：続きは小説家になろうさんとアルファポリスさんで…

筆者の実体験を元に書く、ご当地ホラー第三弾。 実体験と言っても、実際に怪奇現象を体験したわけではありません。経験した地に足のついた出来事を元に、もしもこの時に怪奇現象が起きて…

大寒波で降り積もる雪。 深夜に家路を急ぐ男。聞こえてくる足音。 振り返った男が見たものは？ 大寒波が過ぎ去った数日後、夜に家路を急ぐ女。 聞こえてくる足音。振り返った女が見たの…

電波にのらなくても、あちこちにシャボン玉のように浮かぶひとりごと。 ぱちっと弾けたら。 聞こえてくるのはどんなひとりごと？ （ときどき手直しをすることがあります）

※三話で終わります。今日中に完結します。 幼馴染の琴音は、俺にだけ冷たい態度を取る。 嫌われているのかって？　いや、そうじゃない。そうと言い切れる。 それはなぜか。本音が窓越し…

俺こと、井上伸也は今日もいつも通り、平凡な日々を送っている。 今年、『受験』という試練を乗り越え、 あの私立の難関校『寺塚山学園』に入学した。 俺は、授業も終わったので帰宅しよう…

‪新月の夜に穏やかなテノールが聞こえてくるという噂を聞いて、あなたは森の中にひっそりと佇む小さな劇場へと訪れます──‬ たけぞうさん主催『#無会場文学祭』参加作品。

青年は旅の途中で、かつて栄華を極め、そして滅びた都に立ち寄った。滅んだはずのそこで、なぜか聞こえてくる声に導かれて進んでいくと、壊れた教会で空を見上げる≪機械天使≫の少女がいて―…

俺こと、井上伸也は今日もいつも通り、平凡な日々を送っている。 今年、『受験』という試練を乗り越え、 あの私立の難関校『寺塚山学園』に入学した。 俺は、授業も終わったので帰宅しよう…

目の前は鉄格子、暗く湿った部屋、聞こえてくる絶望、悲痛な叫び声。奴隷の俺はある日買い手が見つかり外に出ることになった。 行った先でも聞こえる絶望の叫び声、加えて戦闘音。死の匂いが…

石屋到（いたる）は恋をした。 第二校舎の音楽家室かから、聞こえてくるピアノの音をきっかけに出会った美少女に恋をした。 二人を結びつけたのは音楽だったが、曲名がわからなかった。わ…

　中学生の時、女子選手ながら最優秀選手に輝いた天才投手が高校に進学して周りの男子の体つきや成長具合に自分の限界を感じ、野球から逃げるように日々を送っていた。日課のキャッチボールも…

心の声を聞くことが出来る鈴木水樹はひょんなことからクラスメイトである伊波美海に好意を抱かれるようになった。 授業の間、毎日のように好きだと思われ、困っていた水樹は嫌われようと決意…

夜の公園。池に行くと、男が一人ブツブツ言ったり一人笑いしたり。 よくある怪談噺でございます。 自作落語。っぽいもの。 通しでやっても5分しかない。

死刑を執行されて死んだはずのカナト･･･気づくと何も無い場所に立っていた。聞こえてくる声に従い3つの扉から1つを選ぶカナト･･･今異世界への扉が開かれる。 まったり書いていきま…