「暗い、ただ暗い」を含む小説

小説「厳冬の惑星」のスピンオフです。 過去の話を書いた「飴」とは違い、物語の途中に起きた出来事を書いています。 スピンオフなので、登場人物の紹介などは省いています。 完結して…

どちらかというとこれは世間的にアカンやつです。 せっかくの昼間を楽しんでいる方には勧めしません。暗い話は昼間する方が好きな方は止めません。 ホラーみたいな側面を期待するならそれで…

周りに、才能がある人ばかりいて。 才能がある人を羨ましいと思うけれど、その才能がもしかしたら、当人にとっては苦しみ以外の何物でもない、なんてこともあるのかもしれないな、なんて思い…

冬っぽい作品をと思って書きました。ちなみに、この作品の下敷きとなっているのは有名な欧州の童話と、某英国の伝説の二作品です。 ※本作品は別の場所で掲載したものをカクヨムで再掲載し…

純文学っぽい文章を書いてみたいと思ったので、何となく書いてみました（昨日読んだ人間失格に影響された）。 純文学に文体は関係ないと思いますが、雰囲気のため、句読点も多めにして、改行…

1話2000から5000文字ぐらいの短編集です。たまに、詩のようなものも挟んでいます。 ちょっと変わった病院や人間、海の底で暮らす男だったりが登場します。 1話完結なので、ど…

ある日、冴えない人生を送っていた僕の前に、人を喰う化物とその化物を狩る少女が現れた。 少女の名は「もぐら」。彼女は人喰い化物「蚯蚓」を狩るハンターである。 彼女の使命は、蚯蚓を狩…

嘘をつくことが大嫌いで、けれどずっといい人でありたい20代の女性が主人公です。いつも嘘をついてばかりいる年下の男性に翻弄されていきます。救いも優しさもないお話です、気分が落ち込ん…

意識まで溶けていきそうな闇。抗わず、恐れを捨て、受け入れ、身をゆだねればそれでいい。

人生は旅に似ている。 その旅路はまるで闇のなかを手探りで進むよう。 儚げな光をたよりに道なき道を歩む。

泥濘の中で目覚めた「私」は床下に転がるドブネズミの死骸と出会う。己が死んだ経緯を語るドブネズミの話は「私」の思わぬ方向へとむかう。

やれやれ。 俺はとある作戦を命じられてそっと溜息をつく。 まったく正気の沙汰じゃないぜ。お偉いさんの考えることは……。 大地さま自主企画「第７回　読ませて！　横暴編集長！」参加…

火葬人イルルクは、死人と共に生きられればそれでよかった。 請われるままに死体を骨にする日々が永遠に続くと思っていた。 けれど運命はそれを許さない。 "魔術師殺し"の犯人とされた…

主人公は記憶をうすぼんやりとしか思い出せない。何もわからないまま、うちから湧き出る本能に従い、戦場を駆け回る。一般人であるはずの彼は、不思議なことに銃を使うことができ、銃声を轟か…

・あらすじ 『第６皇女殿下を護衛し、戦線を離脱せよ』。陥落寸前の基地を自分の死に場所と決めていた兵士、駿河鋼也に、突如そんな命令が発令された。 　仲間と共に、ここで死ぬ。そう望み…

自然に囲まれた小さな村。 森や川はそこで暮らす人々に恵みをもたらす一方で、気まぐれに大きな災いをもたらす。 天災を防ぐため、村では毎年ある「儀式」が行われる。 注意 異世界とい…

登場人物は2人。短編。名前もないです。解釈は自由にどうぞ。 これはpixivにも投稿してあります。

これは、誰にも言えない私の本当の気持ちの話 ただの私のストレス発散の為に作りました 醜い私の気持ち

住宅街のゴミ置き場に、僕が捨てられていた。 スーツの裾から見える、男の割には細い足首。 細いわりにやけに節くれ立った指の先に張り付いた、くすんだ色をした爪。 弱々しい街灯に照らさ…

その病は、死を招くか、希望を齎すか。