「三月」を含む小説

企画参加作品です。 いやはや、企画者様のお題の上手さよ。イメージが一発で胸に湧きました。

　畑山大地は、都心部の高校に通う高校1年生。彼には、中学校に進む時に隣の県に引っ越した幼馴染が居た。 　松山華蓮。お淑やかで、控えめな少女。幼稚園の頃からの付き合いの彼女と大地は…

「その本、気になるんですか？」 「――読んでみて。」 「私もラノベ好きなんだ！」 「今月一番のオススメッスよ～」 「次この本はどうですか？」 「キミもしかして勇者なのぉ!?」 …

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』番外編「不思議の国編」に続く番外編第二弾。 本編のその後ではなく、第４章あたりの夏の出来事から分岐していきます。 お仕事要素はほぼありません。遊ん…

人生が変わることなんて、そうよくあることではないだろう。けれど僕はそう信じてしまった。僕は変わったと思ってしまった。見せかけの人生がどれだけ脆く崩れやすいか、それはきっと良く分か…

中学を卒業してから、社会人になる、横井直樹（よこいなおき）は、思春期により心が腐っていた。 しかし、高校生に未練タラタラで、いとこの、光武哲治（みつたけてつじ）と、遊びに行き出会…

　三月の末、佐瀬(さぜ)譲(ゆずる)は市民図書館で幽霊に絡まれ、それを助けてくれた鷹谷(たかや)雪(せつ)と出会う。しかし譲は、雪のことも、幽霊のことも、幻覚だと思い込んでしまう…

この彼、言動・挙動がだいぶおかしい。 彼女を困らせてばかりいる。 だけどなぜか、愛おしい。 重め男子の魅力を詰めこんだ、サクッと読めて 笑える甘いラブストーリー。

大本《おおもと》達也《たつや》は根っからのアニメのヒロインしか見てない男子高校生。 ヒロインの朝比奈《あさひな》三月《みつき》はアニメ好きの達也のことが好きで告白ぽいことを遠回し…

　東雲　幸（しののめ　さち）は三児の母である。 　上の子二人はすでに家庭を持ち独立しているため、愛する旦那とこの春大学生になる三男坊と暮らしていた。 　三月下旬のある朝のこと、い…

叙述の暴力は、作者と読者との不可避的な力関係によってというよりも、読まれることにおいて発生する。 読むことの暴力は、作者の死を明かすことで叙述の暴力を瓦解させるではなく、作者を殺…

　【五分で読書用に編集しました】 　儚く、切なく、無情にも過ぎてしまう季節に君に捧ぐ言葉。想いを胸に、初めて僕に告ぐ言葉。巡る季節に愛する二人にに降りかかる宣告は、二人を引きはが…

【恋愛　日間６位達成　御礼申し上げます】 　キャッチコピーは第二章【重なる肌と火照る身体　身を焦がすほど熱く震える夜に】より。 　スキャンダルにより無期限の謹慎に陥った人気絶…

三月下旬。 幼馴染の遥と奏多は、小さな頃によく遊んでいた公園のブランコに座っていた。 高校を卒業し、退任式だった今日。 別々の進路に進む二人は思い出を語り合う。 ―――想いが通…

三月三十一日。中学生最後の日に同じ高校へ行く友達と悪乗りでフリマアプリで出品したのは自分。 99999円。 どうせ誰も買わないネタのようなそんな出品。 自分で消さなくてもそれは運…

　２０１９年秋～冬、七週連続で劇場版『冴えない彼女の育てかたfine』を見に行って週変わり特典の小説冊子を集め続けながら構想してましたお話です。 　原作小説や映画の特典冊子や映画…

　三月。 　キミエは幼馴染み達と共に、今はもう廃校となった小学校に集まった。二分の一成人式の後で埋めたタイムカプセルを、十年ぶりに掘り返すためだ。 　忘れがたい人が埋めたカプセル…

｢いつものように、僕は夜の街を歩いた。｣ 満月の夜、黒猫は、いつもの散歩道で優しい暖かさをもった少女と出会う。内緒話をするように沢山の事を話してくれる彼女は甘く、優しい香りがした…

三月龍太郎様@koegeki_gumi と共同作成 男性３：女性３

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』の番外編その１。 店名を『ありす紅茶館』に改名し、なぎが祖母・梓(アズサ)に代わって横浜の老舗紅茶館を再開して数ヶ月が経った夏のある日に現れた少年…