概要
想いが通じる5分前、ブランコが揺れる。『ねえ、私に言うことない?』
三月下旬。
幼馴染の遥と奏多は、小さな頃によく遊んでいた公園のブランコに座っていた。
高校を卒業し、退任式だった今日。
別々の進路に進む二人は思い出を語り合う。
―――想いが通じる5分前。
二人の乗っているブランコがゆらりと揺れる。
※「5分で読書」短編小説コンテストに応募している作品です。
幼馴染の遥と奏多は、小さな頃によく遊んでいた公園のブランコに座っていた。
高校を卒業し、退任式だった今日。
別々の進路に進む二人は思い出を語り合う。
―――想いが通じる5分前。
二人の乗っているブランコがゆらりと揺れる。
※「5分で読書」短編小説コンテストに応募している作品です。