★★★ Excellent!!! 「十年前と何も変わらない佇まい。」 @kunishige このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(52文字) レビューいいね! 1 2022年8月23日 22:57
★★★ Excellent!!! 恐るべき文章力! ekg@ 小学生の目線で書かれた世界観が素晴らしいです(*'▽'*)♪これからも頑張ってください!応援してます! レビューいいね! 0 2021年7月21日 19:37
★★★ Excellent!!! 素晴らしい 仙ユキスケ 凄いとしか言い様がないです。高校生にしてこの表現力と語彙力。 作品としてとても面白かったです。 これから作者様が色々な経験を重ねていくとともに、どんな物語が綴られていくのか楽しみであり、そら恐ろしくも感じました。 レビューいいね! 1 2021年2月2日 08:06
★★★ Excellent!!! 良い意味でもやっと。 龍鳥 ラストの締めが美しいです。 自分も良い言葉を送りたいですが、ボキャブラリーが少ないので多くは言えませんが、ただただ美しい言葉の数々でした。 レビューいいね! 1 2021年1月26日 15:09
★★★ Excellent!!! 文字の連鎖反応 秋冬遥夏 小さい頃、漢字ドリルにあった「光」という字が、全然光っていないことに驚きました。当時のことはあまり覚えていませんが「そういうものだ」と頭に叩き込んだ記憶があります。しかし今になり小説を読むと、文章が目が痛いほどに発光する時があります。文字の奥には鮮明な景色が見えるし、ときには人の感情までもが露わになる。私はその発光する瞬間が好きで日々小説の世界に潜り込むのであります。 そして今回カクヨム甲子園2020にて大賞を受賞した、この『たんぽぽ娘』という小説。これがどうも奇妙かつ魅力的な光り方をするのです。「二分の一成人式」で埋めたタイムカプセルを20歳になった主人公たちが掘り起こす物語の中に、組み込まれた回想(10年前)と今日。一見すると普通に流れる過去と現在だが。それが主人公たちの会話に出てきた花、ショパンの『別れの曲』、「飛び立てない鳥」に似た白木蓮、風にのる綿毛、などの全てが繋がったときに、はじめて悲しくも同時に優しい情景として立ち上がってくる。全てのシーンやギミックが最後に繋がって眩い光を作りだす。まさに文の連鎖反応とも言うべき現象が目の前で展開されていくのである。 私の心は気づいたらその光の虜となっていました。ふとした時に読み返してしまう。そして面白いことに何回読んでも、その度に新しい発見があり、違った色で光りだす。私が今まで習った言葉たちが集まって、まさかこんな見せ方ができるなんて。圧巻と言うほかありません。優しい光に包まれることができてとても幸せでした。そして私自身、同じ年のカクヨム甲子園に参加できたことをとても光栄に感じています。 素晴らしい作品をありがとうございました。 レビューいいね! 4 2021年1月6日 18:12
★★★ Excellent!!! フィクションであることを忘れ、この小説の中に真実の物語を見る。 丸和 華 タイムカプセル掘り起こし。経験されたかた、おられるかな? 本作『たんぽぽ娘』はそのエピソード話。 色鮮やかに蘇る想い出が主人公の回想で語られるのですが、その切り替わりが鮮やか。もう、冒頭で既に筆者朔さんの筆力に悶絶です。 主要登場人物は二名。 一人は「かばきみえ」さん。あだ名、かばちゃん。 可愛いあだ名。おデブでのっそり動くその姿を揶揄したものではなさそうなんです。彼女の容姿が語られることはないのですが、お友だちととても仲良くやっている様子から、いじられキャラ的なものは感じない。だから安心してそのあだ名を読者はすんなり受け入れることができる。 ただね、彼女は自身の姿にコンプレックスがあるみたい。だって――。 もう一人は「しらきれん」くん。なんて流れるような美しい名前。みんなは「れん」と呼んでいたらしい。 「その子を花で例えるなら」 いつしか生まれたそんな話題。”飛べない鳥の羽ばたきに見える白い花”。これ、めっちゃもやっとしました。水仙やスズランという花名はさくっと登場していたのに、この木の花の名だけが出てこない。 「なんの花?」 気になってしかたありませんでした。 だけど、そういえば――。 本作『たんぽぽ娘』は何度も読みたくなる……いえ、何度も読んだほうがぐっとずっと味わいが深くなる。何巡もすることをおススメいたします。 そうそう、朔さん、リアルをとことん追求される作家さまのようです。 舞台の真田町、上田市と合併は史実。 また作中に登場する月間誌名も実在。 フィクションであることを忘れさせてしまう作品。 それは。「真実の物語」としてスムーズにスマートに想像していけるからではないでしょうか。れんの生きたその時代を、その世界を。 『創作家を目指すものの姿勢』を勉強させてくれる 3,652 字。 上っ面ではない本物の物語を味わわせてくれる 3,652 字。 … 続きを読む レビューいいね! 1 2020年12月30日 06:37
★★★ Excellent!!! 高校生とは思えない。絶句。 ヤグーツク・ゴセ 僕も高3ですが、同じ高校生とは思えないほど素晴らしい表現方法と語彙力をお持ちだと思いました。これからは師匠と呼ばせてください。凄いです。絶句。絶句。 レビューいいね! 1 2020年12月26日 00:04
★★★ Excellent!!! カタルシスは時を超えて 漆宮玄行 小説を書くのに年齢は関係ない(と思いたい)。 作品だけを見るに、タイトな文字数の中、文章力、展開運びには目をみはる。 「月が綺麗ですね」このリドルでぴんと来る読者は多いだろうが、作者はそれを文中で表現されたことを評価したい。 文中ヒントについての細工は流々である。最後に「そうだったのかあ」と読者をスッキリさせれば勝ち。それが10年後のタイムカプセルから解放されるのである。 ショートなので読みやすいのは言うまでもない。 レビューを見て本文へ入られる読者様には、ぜひ御一読いただきたい。 レビューいいね! 1 2020年12月25日 22:58
★★★ Excellent!!! 過去から未来へ時を越えて蘇る広がりのある心象風景—。 中澤京華 年月が経って掘り起こされたタイムカプセルと一緒に仕舞ってあった柔らかな思いと時間を生き生きと映し出した秀作です。 レビューいいね! 2 2020年12月10日 11:42
★★★ Excellent!!! 10年間の想い 西川笑里 とにかく文章の巧さに魅かれます。 飾り過ぎず、でも精巧に組み立てられたストーリー。 10年間の2人の思いがタンポポの綿毛のように、ふわりと読者に舞い降ります。 読後感、最高です。 レビューいいね! 1 2020年9月14日 20:55
★★★ Excellent!!! ショパンの音色が聴こえてくるよう 坂井令和(れいな) 十年前に埋めたタイムカプセル。 別れの曲の使い方、うまいです。 文章うまいです。 印象的な終わりでした。 レビューいいね! 1 2020年9月14日 12:56