「むかし」を含む小説

まぁ、なんだ。昔の話をしようじゃないか。 そういって男は始めた。これは過去を語らう酒場での物語。 決して変えることのできない。

慶長六年、徳川家康の命により甲賀忍者は東海道再整備を妨害する怪物、巨大蟹の殲滅任務を行っていた。 しかしいかなる忍術でも太刀打ちが出来ずにいた。 この珍妙なる戦の指揮を任された忍…

わるい鬼をやっつけました。 ねぇ、それって本当に正義だったの？ 有名な日本昔話を悪者目線になってリメイクしてみたシリーズです 一話一話独立したショートショートとなっておりますの…

むかしむかし、ある村に肩こりがひどいじいさんと腰が悪いおじいさんがいましたとさ。 下敷きになっているのは、もちろんあの昔話！

むかしむかしあるところに勇者とその仲間たちがいました。 勇者とその仲間たちは多くの苦難を乗り越え、宿願である魔王を打ち滅ぼすことに成功しました。 勇者たちは帰ると思いきや、何…

テレコテ湖沿いにある町のるーせー売りは、るーせーが焼けるまでの間、よくむかしばなしをするのでした。 むかしむかし。まだ空と山が鎖でつながってて、カジャンカジェンガが雲を布団に昼寝…

幸いを求める賢者と旅人の邂逅……それは、とある酒場での出来事。

川に魚を捕りにでかけた村人達の前にひとりの娘が現れました。その娘は漁をやめてくれるように村人達に頼みます。村人達は娘の肩掛けと引き換えに漁をやめることを約束しました。そして、村人…

むか～しむかし、あるところに、筋肉がありました。 一筋の筋肉は、筋トレで強く逞しく、大きく分裂していきました。 これは、そんな筋肉達の物語。

　むかし、むかし。 　国上寺という寺に、一人の稚児がいた。 　その稚児の名は、外道丸。 　外道丸は、男とは思えぬほどの、それはそれは美しい姿をしていた。 　そんな外道丸に、とあ…

これはむかしむかしの物語。 鬼の頭領である桃姫は日々＂狩り＂をしながら平和に島を治めていた。ある日のこと、幾許かの人間が島に攻め入って来たとの知らせがあり、桃姫の夢と城が崩れ始め…

むかしむかし、人々を苦しめる悪い魔王がいました。 王様は魔王を倒すべく、神に祝福された若者を勇者にしたのです……。

昔むかし、空の星は天使が運んでおりました。

あったかもしれない童話。

それまではまったく興味がなかった裂織の古書に挟まれていたのは１枚のハガキ。むかし烈しく恋した男の青い筆跡が……。

全5話&α2話。 正義の味方… 街を守る組織。襲い来る狐から街を守り続けている。 狐… 街の強い霊気に寄せられて来る人ではない何かの総称。今回の狐は人の意識を食い、人間の感覚…

昔むかしとは言いません。現代のある場所に仔ライオンたちの一家が住んでいました。 これは仔ライオンたちの幸せで平和な日常を描くとっても心の温まるお話です。 でもどうか、お子様たちに…

奈良県を舞台にした昔話パロディ短編です。

むかしむかしあるところに、全裸中年男性と３匹の子豚がいました。子豚たちは大きくなって、それぞれの家を建てます。一方、全裸中年男性は宅地をもらえなかったので、空き地にたたずんでいま…

同性・吸血を伴う性的表現があります。閲覧時はご注意ください。