「#落語」を含む小説

新作上方落語登場！

子供時分の話から落語家になってからまで、つらつらと書いていきます。

わたしが体育館裏のトイレで出会ったのは、美しい黒髪の、少女でした。 少しミステリーチックなお話を、お届けします。

明治初期のこと。疫病が蔓延した甲府にある大きなお屋敷のなか、商家の未亡人が義理の父母とともに寂しく暮らす。みながみな悪疫に明日をも知れぬ身空で日を送るなかに、不幸は一歩一歩忍び寄…

豊臣秀吉の弟、秀長の死を偲ぶ四十九日法要の後、盛大な御伽話（おとぎばなし）が開かれた。 その席の末席には、未来からやってきたアイドルの姿があった。 落語の始祖 安楽庵 策伝と、毛…

短編落語を作ってみました。落語調でお読み下さい。学園話などになります。

重ねる　かさ-ねる 一、物の上に、さらにそれと同類の物を載せる。 　　　　　例：書類を―・ねる　着物を―・ねて着る 二、ある物事に、さらにそれと同類の物事を加える。また、同じこと…

古い言葉の言い回しなどに疎いので雰囲気だけでも楽しんでくれたらと思います。ここでひとつためになる話を。落語家さんの話の最後に「おあとがよろしいようで」と〆ますよね。僕はオチがつき…

徳川幕府が大政奉還してすぐの冬のできごと。未曾有の混乱の中で、人の心のすさびも顕著な日が続く。そんな混沌を映すように、ええじゃないか踊りが騒がしい京の都では、様々な事情で人の道を…

パチンコ屋の駐車場で、おじいさんは小さな女の子、トモコちゃんと出会った。 その出会いは、とても哀しい物語の始まりだった。 Kindle版 https://t.co/iJUSu2…

短編ですので、すぐに読み終わります。奇妙な話です。

昔書いた短編を投稿してみます。是非読んで下さい。

何をやってもつまらない、何をしても上手くいかない 周りのみんなは、いつも楽しそうで 俺だけが置き去りのまま笑いものになっている そんな気がしてならない 心の中にまで這入り込んで、…

女オタク版『まんじゅう怖い』です。他人の嗜好に口を出しちゃいけない。 ※第十一回本物川小説大賞に参加した作品です。

頭山　正は、髭をそっている時に頭頂部に妙な物体があることに気が付く。 それは小さな木だった。 医者に行ってみるが、医者の頭には正よりも大きな木が生えていたのだ。

昭和ノスタルジックバンドの『サファイアーズ』のイベントに、大東京TVプロデューサーとその娘が視察に訪れる事になった。 バンドのマネジャー、愛媛姫子に与えられた使命。 『目黒のさん…

年末になるとめんどくせぇのが、大掃除だ。そこで、一人もんの伊吉は、彼女のおよねに頼むことにした。ところが……

異世界を舞台に、新作落語を考えてみました。 登場人物 熊さん 八さん 王様 小説家になろう　にも掲載済みです。

「若い頃に……ゴブリン達から救出したお姫様と恋仲になってしまって……そのお姫様の許婚の貴族の怨みをかって……そのせいでパーティーを追放されたんだ……」 そう語るベテラン冒険者。 …